第96回【靴を履くということ】-強い人間力を創る
キャリアを「靴」に例えてみると
僕の場合はこんな種類の「靴」を
履いて来ました。
東京生まれ
湘南育ち
高校~大学:慶應義塾
大企業:新日鉄・電通
中企業:東京デジタルホン
(現ソフトバンク)
小企業:ベンチャー
倒産
起業
離婚
再婚
人生で「履ける靴の種類」は
人それぞれです。
履ける靴の数もそれぞれ。
僕の場合は,かなり多くの靴を
履いてきました。
起業してからも,多くの「靴」を
履いています。
高い靴,きれいな靴,おしゃれな靴
好きな靴,嫌いな靴,汚い靴
楽しい靴,すぐ穴が開いた靴などなど。
人生にはいろいろな出来事があります。
出来事が多いほど「多くの靴」を
履きます。
「靴=経験」
です。
ですから,靴の数は,経験の数。
経験は「行動の結果」です。
おわかりだと思いますが
僕は他の人よりも
「かなり多くの経験」
をしてきました。
正直“うまくいかなかった”経験の方が
多いです。
でも「後悔」はしていません。
経験はコンテンツとして活用出来るから。
僕が靴を履いてわかったこと
「“うまくいかなかった”経験」
をどんどんお伝えします。
お伝えすることによって
「失敗」によって発生する
「時間」と「経済的損失」
を防ぐことが出来ます。
会社に依存しないで生きていくことを
目指すのであれば,
“うまくいく”やり方よりも
“うまくいかない”ことを回避する
やり方を取り入れるほうが
結果として
「“うまくいく”確率」
が高くなります。
世に多数存在する
「“うまくいく”やり方」
は,教えている人と「同じ靴」を履いた人
には「再現性」があります。
でも,そうでない人には「再現出来ない」
ことが多いのです。
また「うまく行った」やり方は
時代や社会環境の変化で
その時点では「もう使えない」ことも
多いです。
“うまくいく”という言葉に吸い寄せられて
やってみたけど「出来なかった」という
経験がありませんか?
僕も法人のコンサルタントから
"うまくいく人"養成塾という個人向けの
ビジネスに転換を決めてから
多くの「“うまくいく”」ノウハウに
接しました。
「靴」を履いてみたんですね。
靴を履いたことで
「うまく行かない」やり方と
「手を出してはいけない領域」
がわかりました。
要は“うまくいく”やり方から
「いかに失敗を回避するか」
を学べたんですね。
「“うまくいかなかった”こと」は
擬似的に「その靴」を履いたことになるので
再現性が高い,というか
「再現しなくていいこと」
を明確に出来ます。
失敗・挫折・やり直し・再挑戦。
現在も「ikigaiライフワーク」に向かって
また「新しい靴」を履いて歩いています。
さて。今日の質問です。
あなたは今までで
どんな「うまく行かなかった靴」
を履いてきましたか?