役職定年ってエグすぎる。寿命が縮まるぜ。

2021年5月現在，僕は60歳ですが
大企業の多くは，55歳で「役職定年」
という制度で管理職から外れるそうです。

「肩書」は「～補佐」とか「～代理」で
「権限なし」「部下なし」。

収入は「半減」。

仕事で感じていた「生きがい」や
「達成感」「部下への権威欲」
「家族の大黒柱としての存在感」
など，多くのものを「失います」。

やってられないですよね。

昔はこの制度はなかったと思います。
なので，経験していないので
実感がありませんが，僕にはムリです。

独立すると，大変なことも多いです。
収入面でも不安定な時期もあります。

でも，「安定」のゴールが
「役職定年」なら，
「お断り」させていただきます。

僕の同期で自動車メーカーに勤めていた
人間が，Facebookに役職定年後の
生活を上げています。

役職定年～出向～定年～退職。

定年後に脳の病気で入院，通院。

上がってくるネタも
「節約」や「風景」ばかり。

もう未来への希望は感じられません。

収入が少ないので，会社員時代とは
比べ物にならないほど，「しょぼくれた」
生活が伝わってきました。

寂しいですよね。

でも，彼には「その選択」しかなかった
のです。

しょうがないと言えば
しょうがないのです。

男性は，女性と違って「会社関係以外」の
友人と，交流を続けているケースは，
少ないのではないでしょうか？

自分の親を見ても，母親は近所のお友達と
何歳になっても活発に活動しています。

父親は，興銀の常務，スバルの副社長まで
務めた「バリバリのエリート」。

しかし，会社を離れてからは
友人との交流もなく，一日中家にいて
母親から煙ったがられています。

ただ，父親は，大の読書家で
「自分の本を出したい」という「欲」が
ありました。

60歳からWORDを覚えて，自費で出版も
しました。

会社を離れると「仕事」で脳を使うことが
なくなるので，思考が停止します。

思考停止になると，人は

「一気に老け」ます。

体にも不調が出てきます。

寿命も縮まっちゃうんじゃ
ないでしょうか。

だから「生きがいを持って働き続ける」
ことは，すべて「自分のため」なんです。

子供も独立して，自分のやりたかった
ことが，出来るようになる。

その年齢が「55歳」位ではないでしょうか。

しかし，僕の同期のように

「選択出来るものがない」

と，その時は「手遅れ」です。

インターネットのおかげで
「個人で出来ること」
は，飛躍的に増えています。

ただ，それには

「会社のため」
「家族のため」

ではなく

「自分のために働く」

という考え方に変更しなければ
なりません。

人の考え方というのは，そんなに簡単には
変わりません。

もともと，変化することを避けるのは
人間の「本能」です。

でも，「少しずつ」変えていくことは
出来ます。

考え方の「入れ替え」にはある程度の
時間が必要です。

ですから，50歳になったら，役職定年を
「断る」ことが出来る準備を
始めましょう。

収入面でも，気力の面でも
余裕があるうちに
未来に向かいましょう。

消費はやめて「自分に投資」して
新しいことを学習する。

すべて

「自分のため」

です。

さて，質問です。

あなた早死にしたいですか？

早死にしたくないなら，会社を離れても
仕事が出来る準備をしときましょうね。

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