MSPを知らない？-それはまずいっしょ。-1

MSPは"Me Selling Proposition"の略。
USPに変わる「差別化のポイント」です。

企業にも人にも有効で，VUCAの時代，個人の時代に必須の要素です。

"うまくいく"起業塾のカリキュラムにも「MSP開発」があります。
目的は「自分ブランド力構築」です。

今回は4回にわけてお伝えします。

MSPが設定されると「自分ブランドの軸」が言語化されます。
そして「自力ビジネスの基盤」になります。

自分ブランド力構築（セルフ・ブランディング）の中心と認識していただければいいです。

従って，【セルフブランディングとは】

「Me Selling Proposition（MSP）と専門性で，強力なコミュニティを形成し，コミュニティメンバー（ファン）と共に自分の「理想世界」に向かうこと。 」

です。

結果，どんなビジネスをやっても成功する＝稼ぐことが出来ます。

コミュニティ・独自プログラム・集客・コピーライティング・マネタイズも
すべてMSPとの関連で成立します。

◎MSPは「Why？」で決まる。

VUCA時代のビジネスは，What?，How?ではなくWhy?が決め手になります。

MSPは「Why?（なぜそのビジネスをやるのか）を言語化」することになります。

なぜでしょう？
MSPが共感され、共有されることによって，ビジネスが大幅に成功しやすくなるからです。（反対にそれが行われていないビジネスは，成功が難しいです）

MSPを元にした「理想世界」に向かい，適切な行動を習慣化することが
「ビジネスを成功させる」ということです。

MSPという考え方は，今まで自分が20年以上行ってきた
「ブランディング」「マーケティング」
の手法とは全く異なります。

殆どのマーケティング関係者は「USP（Unique Selling Propositon）」を提唱しています。

しかし，サービスやノウハウ・知識は，一定の間「ユニーク」であっても
すぐ真似されてしまう時代です。

追いつくことが簡単に出来てしまうのです。

ところが，究極の差別化ポイントになるのがMSPです。

ブランディングの視点で説明をします。
商品やサービスのブランディングで検討されるのが
「機能的メリット」
と
「感情的メリット」
です。

機能的メリットは，
「最速」「時短」「最軽量」「最短」「美味しい」など
商品やサービスが持っている「特徴」。

感情的メリットは，
「楽しい」「ほっとする」「カッコイイ」など
商品やサービスを通じて感じる「思考と感情，気分」。

高度成長期で育った日本のブランディング手法は，「機能的メリット」中心でした。

「良いものを作れば売れる」時代だったので，「機能競争」が激しく行われました。

結果「必要ない」「使わない」機能も多く生まれましたね。

「感情的メリット」は，マーケティングの本場アメリカで30年以上前からブランディングの中心に置かれていた考え方です。

その２に続きます。

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