第157回【転職だけが選択肢ではない】-強い人間力を創る

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40歳を過ぎると，転職はかなり厳しい
ようです。

Linkedinでつながった，元リクルートの
黒田さんが教えてくれました。

黒田さんは，元リクナビNEXTの編集長で
人材業界のプロです。

現在は40歳以上向け
キャリア相談サービス「CanWill」を
運営されています。
https://lucentdoors.co.jp/#team

彼によると，
1年間に200社以上に応募して，
1件も書類選考を通過しないことも
少なくないそうです。

不安ですよね。

心が削られるような気持ちだと思います。

でも，つらい状況で「ただ待っている」
のは，人生という限られて時間に
おいては

「もったいない」

と思いませんか？

これまでにお伝えしてきましたが
今は「数多くの選択肢」があなたに
用意されています。

それを選択するのは，あなたの

「気持ち一つ」。

そこで，自分に質問です。

「今，出来ることは何か？」
「この状況から学べることは何か？」
「ずっと会社に依存し続けて良いのか？」
「転職だけが選択肢と
　思い込んでないか？」
「このタイミングで自分の棚卸しを
　しても良いかも？」

など自分に質問してみましょう。

すると「脳が動き出します」

脳の「大脳新皮質」という部分は
創造的なものを創り出します。

文明，芸術，科学，音楽などは，
いずれも「大脳新皮質」から
生み出されています。

「大脳新皮質」また，理性的な思考や想像
への衝動が起こる部分でもあります。

変化を起こしたいと思ったとき，
あるいは創造のプロセスに飛び込みたいと
思った時は，大脳新皮質にアクセスする
必要があります。

しかし，大脳新皮質にアクセスするには
「壁」があります。

「扁桃体」という「危機管理」を担当
している「番人」を通らなければ
いけません。

闘争・逃走反応を支配しているので

「あまりに大きな変化」

を伴う「自分への質問」には

「自分で自分に抵抗」します。

例を上げると，

「億万長者になるぞ！」
「10キロ痩せるぞ！」

という目標を掲げても「扁桃体」さんが

「出来るわけないだろ」

とブロックをします。

よく言われる「メンタル・ブロック」は
扁桃体さんがやっているんですよね。

ですから，現状に対して変化をしたい
ときには，扁桃体が作動しない

「小さな質問」と
「小さな行動」

から始めればいいんです。

今日お伝えした，待っている間の
「自分への質問」は
大きな変化を必要としません。

まずは自分に質問するところから
「待ち時間」を有効に使いましょう！

さて，今日の質問です。

待っているだけの人生で良いんですか？

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