第94回【ノウハウの位置づけ】-強い人間力を創る

ノウハウは必要です。

でも「依存する」とドツボにはまります。

ひとつのノウハウをちょっとやってみて
「うまくいかない」と止めてしまう。

で,「もっと良さそう」と思える
「次のノウハウ」に飛びつく。

「ノウハウ・ホッパー」

ですね。

別名「ノウハウ・コレクター」とも
言います。

Twitterに多く生息しています。

ノウハウがあれば,それだけで
「うまくいく」と思っちゃうんですね。

そうではないです。

ゴルフに例えます。

昔「日本アマ」出場を目指して,真剣に
ゴルフの練習をしていた時期が
ありました。

週末になると「1日1,500球」
打っていました。

ゴルフの「ノウハウ」も仕入れまくって
いろいろと試しました。

うまくいかないもの

うまくいくもの

様々です。

その時に自分がやっていたのは
うまくいった=ナイスショットが出た時に

「なぜナイスショットになったのか」

を徹底的に分析しました。

なぜミスショットになったのか?

ではないんですね。

ゴルフは,究極の「再現性」のスポーツ
です。

多くのプロは,皆「100%の再現性」を
求めて,死ぬ気で練習をしています。

フォームの再現性が,パフォーマンスを
決めるので,メンタルや体調も大きく
影響します。

そして,再現性の高い順が

「賞金ランキング」

という「結果」ではないでしょうか。

ビジネスのノウハウも同じです。

ひとつノウハウを知ったら
まずは

「徹底的に」

そのノウハウをやってみる。

そして

・うまくいったこと

・うまくいかなかったこと

を分析する。

やることは

「なぜうまくいったのか?」

を把握することです。

「うまくいかなかった」ことに焦点を
当てると

「隣の芝生は青く見える」

ということで,次のノウハウを探しに
行くのが「ノウハウ・ホッパー」。

そうではなくて

うまくいったことの再現性を極限まで
高めて,

「自分のもの」にする

ことです。

ノウハウは,ノウハウを出している人の
「その人」に限ってうまくいったこと
です。

それをそのまま真似しても

「100%の再現性はない」

のです。

ですから,「あなたオリジナルの
再現性100%」のノウハウを確立
しましょう。

やりかたは,

・複数のノウハウから
 自分でやってうまくいったこと。

・ストレスなく,楽しく続けられること

・うまくいった理由を分析すること

・うまくいったことを「組み合わせる」

で,「オリジナルのノウハウ」が
自分に身に付きます。

僕の場合は「複数の本」の組み合わせ
です。

本の中にあって「ピンとくる」ものを
組み合わせています。

塾も「組み合わせ」です。

世の中に「完全なオリジナル」という
ものは存在しません。

すべては「既存のものの組み合わせ」
です。

あるノウハウがうまくいかなくて
「捨て去る」のではなく
「うまくいったこと」が見つかるまでは
やってみましょう。

そして「オリジナルのノウハウ構築」を
目指して「次」に行きましょう。

ノウハウを実行するにも「時間」という
大切なリソースを使います。

リソースを「資産」に変えるためにも
「うまくいく」部分を見つけるほうが
有益ですよね。

さて,今日の質問です。

うまくいかなくて,すぐ次を探して
ませんか?

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