第163回【SNSはインサイトの宝庫】-強い人間力を創る
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SNSというか「ネット掲示板」を活用して
うまくいったことがあります。
J-PHONEという携帯電話のブランド
マネージャーをしていた時です。
東京デジタルホンからJ-PHONEに
ブランド名を変えて,永瀬正敏さんを
起用しました。
若者の「カッコいい」という認知を
取るために「セクシーな」
テレビコマーシャルを流しました。
PTAからクレームが来るほどで
「強い」表現は,新しい「J-PHONE」
という名前の認知に貢献しました。
余談ですが,この時に電通とのコネを
作って,電通に転職をしたんですね。
博報堂から電通に広告代理店を
「意図的に変えました」
せこいですよね(汗)
話を戻します。
当時,携帯電話会社は4社ありました。
★NTTドコモ
★IDO(今はau)
★ツーカーセルラー東京(今は消滅)
★東京デジタルホン(今はソフトバンク)
です。
東京デジタルホンは,僕がブランド
マネージャーになる前は
「圧倒的ビリ」。
コマーシャルも,忌野清志郎さんを起用
したり,ヤクルトスワローズの野村監督
などを起用したりで
「全くカッチョ悪い」
イメージが着いていて
「タダでもいらないデジホン」
とバカにされる始末。
そのイメージを「一瞬」で払拭するために
電通が提案してくれたのが
「ブランド名をJ-PHONEに変える」
ことでした。
しかし,名前を変えてカッコよくなった
のは良かったのですが,今度は
販売代理店からのクレームの嵐。
「あんなCMじゃ売れない」
とか
「販促品にもっとキレイなタレント使え」
とか
言いたい放題。
代理店が売らないと,携帯電話は
売れないので,タレントを「藤原紀香」さん
に変えました。
CMにも「強み」を入れたいと
考えて,いろいろと調査しました。
その時に,インターネットに「携帯電話」
についてのみ語る掲示板を発見。
書かれていたのは
「J-PHONEは音質がキレイでよくつながる」
というものでした。
この意見には,同意する人が多く
「これだ!」と思いました。
ドコモやIDOは,加入者が多く
夜の繁華街では,つながりにくく
音も悪かったんですね。
ドコモとIDOは,使っている周波数の
帯域の特性で,もともと音は悪かった
んですが,「つながりにくい」は発見
でした。
そして,
「つながる,しかもいい音で」
というキャッチコピーの藤原紀香さんの
CMが誕生したのです。
後に,ドコモの大星さんという社長さんが
J-PHONEの社長に
「あのCMやめてくれ」
とお願いされたくらいでしたから
「大成功~~!」
その後,「スカイウォーカー」という
独自のショートメッセージサービスと
「写メール」もヒットしました。
結果「累損600億円」を解消し
現在もソフトバンクとして
生き残ってます。
この経験で得た知恵は
「答えはマーケットにしかない」
ということです。
現在も毎日SNSの投稿を見ています。
「今の社会の空気はどうなのか?」
「コロナのあと,
会社員の状況はどうなるのか?」
「何が会社員の課題なのか?」
常に「アンテナ」を張って,情報に
接しています。
「調査」と呼ばれるもの,特に
「定量調査」という統計処理された
調査の数字は「あてになりません」
これも経験でわかりました。
匿名で書かれた「一行」のコメントに
多くの「ニーズ」や「未来」が
あります。
95%はムダです。
でも5%に「宝」があります。
5%を見つけるには,95%まで見る必要が
あります。
一見「ムダ」な時間のようですが
ここをやらない限り「勝てません」
世の中の動きをSNSから「察知」する
クセをつけましょう。
さて,今日の質問です。
SNSの投稿を「ボーッと」眺めるだけに
なっていませんか?
#人間力強化で成功間違いなし
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