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劇団ジャングル第19幕 参加レポ(改)

Re:フォロワーの放送も始まったことだし、Twitterでモーメントにまとめてみた分の改稿です。noteなんで好きなだけ長くしました。
メモを取っての参加では無かったので、もしかしたら、多少時系列が前後している場合があるかもしれません。


9月21日、北九州小倉・あるあるCityで開催された、劇団ジャングル第19幕2部の参加レポです。この生命ある内に、萩野崇さん、谷口賢志さんにお逢いできるとは… 夢を見ていたのでは無いことを確かめるためにまとめてみました。
レポ内の質問コーナー項目で、他にもあった気がするのだけれど… 記憶に残っていて、急に思いだしたら追加編集するかもしれません。
先に言っときますが、メッチャ長いです。


小倉へ

劇団ジャングル第19幕。萩野崇さん、谷口賢志さんのご両名の参加イベント開催ということで、見逃す訳にはいかない! 大分県から小倉へ、車飛ばして駆けつけた。
小倉はかなり久々、高橋留美子展以来かな?小倉駅周辺に到着が14:30、安めの駐車場を確保。
中途半端な時間についたのでお昼は食べれず。あるあるCityをブラっとするも、なんかアウェイ感を強く感じる。

今年、龍騎ナイト参戦のため訪れた東京で、戦々恐々と初めて行ってみた中野ブロードウェイよりも場の空気が濃い印象。中野ブロードウェイは、昭和の匂いを感じるいい意味で寂れていて、とても落ち着く場所だった。あるあるCityは洗練された感じで、特撮系よりアニメの方がメインかな。

3ショット撮影会が最大の目的で2部からの参加。10分前に会場の地下へ。圧倒的に女性ファンが多いかと思っていたが、ちらほらと男性客がおり一安心。少年もいたので勇気づけられた。
コスプレではないが、浅倉威に寄せるか、鷹山仁に寄せるか、ギリギリまで迷う。浅倉寄りにヘビ柄の革シャツと、鷹山寄りに黒のコーディガンを準備。

会場は思ったよりも広い。雨が強くなりそうだったので、傘を持参したが、会場の席付近は、傘を置くと周りに迷惑をかけそうなスペース。会場内スタッフさんに
「傘を置く所、ありませんか?」
と聞いたら、預かって頂けることに。かなりフレンドリーで真心込もった対応だった。
開場から開演は長く感じた。思ったよりも緊張してたかも… 結局、浅倉威寄せで、ヘビ柄の革シャツでイベントに参加。


劇団ジャングル第19幕2部 開演

開演前のナレーションで噛み噛みだった司会の男性が(申し訳ありませんm(_ _)m 名前覚えておりません)登場。そして、かなりメンタルをやられてるみたいで、いきなり弱気な発言。

どうやら1部でメチャメチャ、ダメ出しを喰らった模様。途中
「今回、2部で初めて参加された方? いらっしゃいますか?」
の問いかけに手を上げると、手を上げる参加者が思いの外少ない。
1部に参加した周りのお客さんは、この司会の男性がなぜこんなに凹んでいるか知っているようだ。力無く
「まぁ、追々分かると思いますが…(司会の男性が凹んでいる理由) 萩野崇さん、谷口賢志さんをお呼びします」
みたいな感じで、萩野崇、谷口賢志登場。メチャメチャ近い! 

今回このイベントに参加した理由の1つが、今年の5月に上京して参加した仮面ライダー龍騎のイベント『龍騎ナイト』で35列目という遥か後方席で、あまりにも演者との遠さに打ちのめされたこと。
あの時のハギーは遠かった… それが、今は顔の表情を完全に感じられる近さ。
そして、何と! いきなり登場後、ハギーの古畑任三郎のモノマネが炸裂。流れ的に良く分からなかったが、1部ですでに披露済みだったのかな?
長年付き合いのある谷口さんも、古畑任三郎のモノマネは初めて見たとのこと。
渾身のモノマネでした。ソックリ! この後に、渡部篤郎のモノマネも披露してくれ、こちらも良く特徴を捉えており激似。
RIDERTIME龍騎配信前の動画では、松田悟志さんや、須賀っちのモノマネもしてましたもんね。


少し落ち着き、用意された小さいテーブル付きの席へ両名着席。どうやら1部で場を乱した何かがあったらしく、雰囲気を変えるためか、ハギー、谷口両氏にお酒が配られる。
「仕事中に飲むなんて、本当は無いんだよ!?」
と強くたしなめつつも、『秋味』の缶ビールをプシュっとさせるハギー。
いやいや、龍騎ナイトの『王蛇の宴』もかなりの酒盛りでしたよ。谷口さんは、たしか『こだわり酒場 レモンサワー』司会者へダメ出ししながら、アルコールを入れつつ、最初の質問コーナーへと移る。


質問コーナー

前もって、Twitterで募集した質問が、舞台前方のモニターに映し出されている。ハギー、谷口さんが交互に選んで応えていく形式。
谷口さんが
「しっとりした受け答えと、テンション上がった狂った感じとどっちがいい? しっとりした受け答え希望の人は左手を、狂ったテンションの人は右手を上げて」
みたいな確認を行う。
「えっ? どっちが右でどっちが左?」
とハギーが、お客さんにお尻を向けて、会場視線で手を上げながら左右を確認する。場内ほぼ一致で右手を上げて、テンション高い方を選ぶ。

【歴史上の人物を演じる上で気をつけている点は?】
という質問に、ハギーと谷口さんがリミッター外して、舞台を右へ左へ動きながら全開で答える。そのテンションに乗れない司会の男性が、またハギーと谷口さんに
「なんでそこで、お前がテンションを落とすんだよ」
みたいな感じで突っ込まれる。
だが、声を張り、舞台上狭しと、動きながらの受け答えで、すでに両名疲れた模様… すぐに失速。
落ち着きを取り戻し、椅子に座った谷口さんが
「歴史上の人物にも、現在、血の繋がった方がいるわけで、そういう方に不快な気持ちを与えないようには気をつけて演じています」
といつの間にか真摯な受け答えになった。
ただ、例に上げた谷口さんが演じた歴史上の人物が『戦国BASARA』の明智光秀という、キャラが立ち過ぎて、これを不快な気持ちを与えずに演じるのは…… 谷口さん本人も、『設定上ちょっとイッちゃった人物』との見解でした。


交互に質問を選択
【役者として起用するなら、お互いどういう役を演じさせたいか?】
に対して、谷口さんが、ハギーに普通の家庭のお父さん役をさせてみたいとのこと。それに対して、ハギーも同じ意見だったらしく
「妻がいて子供がいて、普通の家庭で、精神を段々病み…… アマゾンっ!」
ってギャグで落とすのか! 
その時、谷口さんの話しで印象的だったのが、『レオン』等で悪役を演じたゲイリー・オールドマンに、狂った役のオファーが多く来ていた頃、本人は
「誰も俺の本当の演技力を分かっちゃいない。普通の家庭の父親役とかを俺にやらせたら、抜群に上手いのに、監督連中はみんなバカばっかりなんだ…」
みたいなことを言っていたそう。
全く同じことを、萩野崇を役者として見て感じているとのこと。そして、演技の話しに対して、質問内容からさらに掘り下げたり、また、SNSに関する思うところ等、深い話しになっていく。

特に谷口さんのハギーに対して
「アンパンチを暴力的と批判することについて、どう思うか?」
の振りからは昨今の地上波における表現の規制についての話しへと広がった。
ハギーの
「浅倉威のような殺人犯のライダーを地上波で放送することはもう出来ないからね」
という話しがあり、個人的に寂しい気持ちになった。仮面ライダー龍騎は、衝撃を受けた作品だし、特に仮面ライダー王蛇は、心に刻まれた唯一無二のライダーだ。力を手にした者が必ずしも正義のヒーローになるのか?
これは子供の頃からの疑問だったし、それに対しての明快な答えと、震えるような萩野崇、岡元次郎の演技に魅了された。そんな仮面ライダー龍騎が、アンタッチャブルな作品になるのは、とても残念に思う。

それも含めて、仮面ライダーアマゾンズがネット配信とはいえ、仮面ライダーシリーズとして作品という形になったこともとても嬉しく思えた。特にシーズン2は、これ以上のカタルシスは望めないのでは? と感じる程、打ちのめされ、ラストへの流れは号泣せざるをえない。
地上波でしかライダー作品を形にできないご時世だったら、この作品は生まれなかったかもしれないと思ってしまう。劇場版だったら尺が足りなくて、中途半端になってしまっただろう。
そういう気持が、イベント最後に暴走してしまうのだが…
しかし、ハギーも谷口さんも背が高い! 距離が近いということもあるが存在感が半端ない。所々で椅子から立ち上がり、色々とリアクションしてくれるのだがそれが全て恐ろしく決まっている。

次の質問は
【キノコの山派ですか? タケノコの里派ですか?】
両者は力強く
「ど~でもいい!」
ただ、ハギーはたまにチョコレート等お菓子類を食べるようだが、谷口さんは一切そういうものは食べないとのこと。ハギーは少しフォローするように、キノコの山とタケノコの里のお菓子の構造や、食感を説明しながら、谷口さんに同意を求めるのだが、谷口さんは
「いや、ほとんど食べませんから」
と一刀両断していた。

食べ物の話しが続く。
「小倉に来て美味しかった物は?」
何でも美味しかったと、モツ鍋等、色々と名前が出てくる。谷口さんに関しては、ホテルの朝食のパンがかなり美味しかったらしく
「小倉はパンも美味しいよね!」
と観客に同意を求める。また、
「物凄く甘いパン、何だっけ? サニーパン?」
と具体的にパンの名前まで。それに対して、ハギーが冷ややかに
「パンは食べないなぁ、パンは…」
谷口さんが
「えっアニキ、朝とかパン食べません?」
と聞くが、大事なことなのか
「パンは食べないなぁ、パンは」と3回繰り返す。
キノコの山と、タケノコの里は、フォローするかのような発言があったのに、パンに対しては恐ろしく冷たい態度だった… なぜだ?


また、九州を訪れた話しになり、谷口さんをおもてなしするために、福岡の親不孝通りでナンパした女性を3人くらいで担いで来た友達の話しは… 土地柄ですかね。
ハギーは福岡以外で訪れた場所が、別府(うぉぉ、出身地なんですけど!)奥由布院、さらに宮崎県の高千穂。
高千穂には、天之岩戸神社があり、そこに祀られてる男根のようなものが
「すっごくデカイんだよ、もう…… タケノコの里みたいな!」
いやいや、そこはキノコの山でしょ! 
と心の中で突っ込む。


更に質問が続き
【最近あまりツイてないのですが… 】
という質問へ。

あまりツイてないという話題からハギーが、脚を骨折した時の話をする。
(これは、もしかしたら、別の質問の話しだったかもしれない…  記憶が曖昧ですいません)
身体中に管を通され、もしかしたら、もう普通に歩けないかもしれない。一生補助具を付けなければいけないかもと宣告されていたよう。そこまで逼迫した状況だったとは想像できずに絶句した。そんな状況で、明るくアメブロを更新してたのかと思うと萩野さんの強さを垣間見た気がした。

また、当時
「絶対、また歩けるようになりますよ」
と声をかけていたのが谷口さんで、しみじみとその頃を懐かしむように語っていた。
「俺は、ツイてるとかツイて無いとか、考えないようにしてる。いい状態とか、悪い状態とかじゃなくて、今の自分の状態が全てであり、自分のできることをやるだけ、昔は気負っていたが、そういう風に肩の力が抜けたら楽になった」
と答えるハギー。そこで、司会の男性に
「だから、あれだよ、『どうですか? 僕、上手くいってますか?』 とか俺に聞いても、お前のできることをやるしかないんだよ。頑張ったって自分は自分なんだし」
みたいにダメ出しというよりも、アドバイスに近い口調での話しになっていく。

そこで、谷口さんが若手の演技について話しを広げていく。
「これは、アニキが普段、芝居についても同じようなことを言うんですけど、 『どうでした?』 『今日はこうしてみたんですけど?』 みたいに意見を求める若手に、『俺に意見を求める時点でダメだろ?』って言うんですよ。萩本欽一さんじゃないけど、『聞いちゃダメ』って真実なんですよね…」
と、自分の演技に意見を求める若手の話しになる。
谷口さんの演技論について興味深かったのが
30kgの重さのモノを持つ演技についてどう演じるか。
若い奴は、30kgの物を持ち上げるのに、始めから重そうに持ち上げようと演技する。本当にそんなに、ウ~~~ンと顔をしかめて、重そうに30kgを持ち上げるのか?普通に持ち上げて、何かの拍子にそれを落とした時に『ドスン』となるような、そういうメリハリをつけた方が、30kgの重さを見ている人は感じるんじゃないか? という演技論。
これが、物凄く印象に残り、谷口賢志の役者としての洞察力の深さに感服した。


エチュード

質問コーナーの後は、お題を必ずセリフに入れた即興劇(エチュード)のコーナー。会場内のお客さんに3つお題を頂き、それを必ず台詞に入れて芝居を行う。
芝居は、ハギー、谷口さん、それと司会の男性。
最後に携帯電話が鳴って、それを取って演じた人から舞台を去ることが出来るルール。
これがびっくりする程、グダグダ。司会の男性が凹んでたのはこれだな!1部で盛大にやらかしたはず。

もう、芝居がとっ散らかる。収集つかなくなりそうな時に、谷口さんが話しを引き戻そうとするが、また、明後日の方向へ。
谷口賢志さんの構成力だけが際立つコーナーだったなぁ… 谷口さん、脚本いけるんじゃないですか?


その後、撮影会の前に、せっかく前もってもらった質問だから、答えていない残った質問に答えることに
【異世界に転生したら、どういう職業に付きたいですか?】
という質問に、そもそもハギーが異世界設定が分からない様子
「異世界? 何それ?」
谷口さんが説明するのに
「あれですよ、ゲーム・オブ・スローンズみたいな世界に行ったとしたら、何をしたいかってことですよ」
自分も含め、会場内がキョトンとした空気に包まれる。アメリカの連続ドラマらしく、シーズン8まで放送されており、ハギー、谷口さん両名、激推しの作品とのこと。

谷「アニキ、アニメとか観ないんですか?」
萩「ん~ あんまり見ない」
谷「漫画とかは?」
萩「ジョジョは読んだよ、あっ、転生したらDIOになれる?」
といって、ハギーがDIOチックなポージング。思わず会場内に拍手が。
その後、谷口さんが、異世界アニメで衝撃を受けた作品についての話しが始まる。
『RE:ゼロ』についての感想。だいたい、異世界に行った主人公は、現実世界では何もできず、何もしない男なのに、異世界に行ったらモテモテになる。そういう設定を『RE:ゼロ』は最後の最後にひっくり返し、この作品を見ている視聴者へ、ひっくり返したちゃぶ台を投げつけるような内容だったことを熱く語る。

結構な熱量で、語った後
「異世界に転生したら、こういう風に観客に何かを投げつけ、揺さぶるような作品を作る人になりたい」
と上手に話しを締めた。



撮影会

トークコーナーが終了。15分の休憩後、萩野崇さん、谷口賢志さんを両脇に、両人との撮影会へと移る。
この撮影会の説明をするスタッフの喋りが立つのに驚き。注意事項、撮影会のルール等をおもしろ、おかしく説明する。帰りの時間が決まっている方から優先で撮影が可能なこと、撮影の際の並び方、撮影時のポーズを3種類から選んでもらうこと等々
これも技術だよなぁと聞き入る。

撮影会が始まり客席向かって左にハギー、右に谷口さん。真ん中にお客さん用の空席。
舞台下手に女性スタッフがいて、その方にどのポーズで撮るのか申請。自分のスマホや、デジカメを撮影待機しているスタッフに渡して撮影。撮影終了後、上手でパンフレットを受け取り舞台を降りる流れ。

撮影中、終始、谷口さんのお客さんへの気配りが素敵だった。スタッフが撮影中、または撮影後に、谷口さんが、それとなくお客さんに声をかける。見ていてほのぼのする光景。
撮影するお客さんの中には、王蛇のカードデッキ持参の人もいた。そんな人に谷口さんが
「やっぱり、こういうの持ってるんだね」
と話しかけたりしていた。これはかなり嬉しいはず!
「あぁ、まだ発送されていないCSMのアマゾンズドライバーが、この手にあったなら…」
と思わずにはいられなかった。


自分の番が来る。撮影するポーズは、膝に手を置く、ピース、サムズアップ、の3種類から選ぶのだが、どうしても王蛇の変身ポーズで写りたく、1番近いピースのポーズでお願いした。珍しくかなり緊張。
格好は、髪はスパイラルパーマ、ヒゲ伸ばして、ヘビ柄の革シャツ、ヘビ柄のデニムパンツ、サイドゴアブーツの出で立ち。座る前にお二人と目を合わせることが出来ず
「お願いしますっ!」
と自分の座る椅子を1点に見つめ、声をかけて座る。

するとハギーが
「おっ?」
といって革シャツに目をやる。シャツとはいえ、自分でも王蛇の革ジャン柄に、だいぶ寄せてるなと手にした時思ったシャツ。かろうじてピースを維持した王蛇の変身ポーズで撮影。
もう、隣にハギーが居ることも忘れ、渾身の変身ポーズを取って、やりきった感に浸っていた時、ハギーが革シャツの右肩の部分を強めに "ポン、ポン"と叩いてくれた。伝わったと思った。言葉はあまり交わしてないが、浅倉威が好きな気持ちが、確実に伝わったんだと胸が震えた。
撮影後、谷口さんへ
「先月末、石田監督に逢ったんですが、アマゾンズの撮影楽しかったって言ってました」
と捲し立てるように伝える。
恐らく何言ってるんだって感じだったと思うが
「あっ、そうなんだ」
と笑顔で返してくれた。

トークコーナーの話題だった、地上波で王蛇やアマゾンズのようなライダーは観られないという気持ちで先走ったのだろう。先月末、超世代仮面ライダー展での石田秀範監督のトークに参加して、アマゾンズの話しを聞いた。
「毎日、毎日、撮影に行くのが楽しくてしょうがなかった」
と嬉しそうに話していた。
あの石田秀範監督の嬉しそうに話す姿を谷口さんへ届けたいと思い、伝えられる時間は無いとは知りながら話しかけてしまった。支離滅裂だと分かっている。
でも谷口さん。石田秀範監督は、印象に残る監督作品として、クウガとアマゾンズを挙げてました。
上手く伝えたかったな… また龍騎やアマゾンズみたいな、作品が世に出ることを祈ってます。

自分の撮影が終わったら、席に戻り、他の人の撮影を鑑賞。場を仕切っていたスタッフの言う所、ハギーと谷口さんを『愛でて』いた。
全ての撮影が終わると、谷口さんがおもむろにマイクを取り、帰路の安全を念じ、少し声を落とし、テレビ朝日で10月から放送の始まる『Re:フォロワー』の話しを始める。
「これで天下を獲りたいと思っている。どうか皆の力で天下を獲らせてください」
切実に聴こえたし、グッと迫るものがあった。
また、天下を獲った暁には、ハギーとの2人芝居で、古典を使った舞台をやりたいとの思いを語る。
「入場無料にして、お金の代わりにシャンパン持ってくるとか…」
イメージが浮かぶのだろうか舞台の話しを嬉しそうに話すハギー。

最後の方に、谷口さんが冒頭の古畑任三郎のモノマネに触れ、
「俺、勝新のモノマネも上手いんだよ… これは、また今度の機会に」
と返すハギー。
その場で勝新のモノマネを見ることは叶わなかった。次の楽しみに取っておきます。

これをまとめている時点で
『Re:フォロワー』の放送は始まっており
TVerで1話を観た。非常に実験的な意欲作だと感じる。谷口さんが天下を狙うのも十分に分かる作品だった。少しでも、この作品が広まり、萩野崇、谷口賢志両名が地上波で天下を獲る役者になれたら嬉しいと思う。

天下布演

演技で是非、この世界をお二人の色に染めていただきたい。


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