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成長するということ

人が成長するとはどういうことだろう?ということについて考えてました。


ウチの会社に今年入社した新卒(地元高校卒)の社員がひとりいます。
入社して4カ月が過ぎようとしています。

私は体育会系出身なので、どうしてもコミュニケーションの端々にその色が出ていると思います。まだ、社会人ホヤホヤの彼女にも同じように出ていますね、かなり(>_<)。
そして、彼女は全く非体育会系。。。

例えば…具体的に表現出来ていない言い回し・・・
「いつものように」「適当に(適切にという意味で)」「はやめに」
なんかはまだいいほうで、しょっちゅう、「これ・あれ・それ」が連呼されています。

当然、彼女は意味を的確にとらえていない時が多く、私が予期した仕事の結果に至らずになります。そうして、私はその結果だけを見て
「なんでこうやったの??」「普通はこう言われたらこうするだろ!」
ってな感じになっていくパターンが多いです(@_@。

他の先輩社員が彼女と接するのを見ていても同じような現象になっているようです。
これがあらゆるところ、あらゆる場面で起き続ければ!?
・・・それでは彼女も面白くないし、自分への肯定感も増えません。

では、どうすれば良いか?どうすれば仕事が互いに楽しくなるか?
次第に、受け入れ側もそう考えていくようになり、親友社員も少しずつ成長し、互いに変わり始めていく。

そんな新入社員と先輩、私との日々のやり取りで学んだ「共に育つんだな~」って話は追々としまして・・・

今回のテーマに再フォーカスしますと・・・

彼女も周りも私も「こうなったら良いな♪」「こうして欲しいな」って、理想というか、自分が持っているイメージがあると思います。
それに向かって、試行錯誤を重ねていきます。
「この仕事については○○のようにしよう」→そのようにしてみる→経験値が増えやった感も得られる(^^♪
(これは先輩後輩どっちにも当てはめれる)

それを繰り返していくと、別の悩みが増えたり、現れてきます。
→もっとこうしてほしい、今度は自分でアレンジしてほしい、似たような事象には積極的に取り組んで欲しい!
→もっとこうしたい!今度は自分でアレンジしたい、似たような事象には自分で取り組んでみよう!

簡単に書きましたが、こんな感じで紆余曲折あるけど、悩みや自分のテーマがだんだんと変わる、ステップアップしていく・・・これが成長していることじゃないかなって、彼女をみていて思っています。

もちろん、その彼女を取り巻く周りのスタッフ、先輩も自分達が描く”彼女の成長のイメージ”が実際の彼女の成長のスピードとのギャップに、一喜一憂(一喜五憂くらいか(^_^;))しながら、彼らもテーマが変わっていっています(どう接したらいいのか?どう伝えたらわかりやすいか?とか)。

それら全体が会社の中の最初は小さな波紋ですが、その波紋が広がっていくと会社の成長にもなっていくんだろなって思っています。

以前、先輩経営者から、
社長が「ウチのスタッフ成長しないんだよな…」なんて思ってはダメだ
人が会社で成長が出来るような環境をつくるのが社長の仕事だ!
って言われたのが少しわかるようになってきました。

人を笑顔にする!っではなくて、笑顔は自然になるもんだ、というのも同じ感覚なんでしょうね!

では!!

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