アニメ『らんま1/2』Newtype2024年11月号を読んで

Newtype2024年11月号を読みました。ついでにアニメディア11月号も。
以下気になったこと。

声優鼎談

らんまの最初の方の高い声はやはり林原さんの計算済みだったようで。
旧作を意識されていたようですね。
男と分かってからは男らしいしゃべり方だったものね。今後も『凜々しくかわいく』ならんまを楽しめそうで期待大です!

声優各自インタビュー
大塚さんが嬉しそうで何よりです。

宇田監督インタビュー

監督の意識されているところについて。
う~ん、女視聴者としてはありがたい限り……。監督が目指す『らんま』のセクシーな魅力と女性目線での配慮が今後も活かされていくだろうと思うと楽しみですね。

シリーズ構成うえのきみこさんインタビュー

「原作を大事にしたい」とのこと。
私は原作原理主義ぎみなのでこの言葉はありがたい。
他にも同意できるところが多くて嬉しいです。
「らんまの裸はお色気シーンだと思っていない」とか。
「モラルギリギリなキャラでもおもしろいキャラとしてきちんと書くことが大事」とか。
原作は古いですが、コンプライアンスを気にしながらも、面白いところは突っ走ってくれると嬉しいですね。
そして「子供にも見てほしい」ということ。
鼎談でもありましたが、子供にも受ける作品だと私も信じています。

クリエイター座談会

POPアートワークの北村みなみさん、色彩設定の垣田由紀子さん、絵コンテチェック篠原ぱらこさんの鼎談でした。
色々な感情が湧いてくるシーンを、その感情を盛り上げる仕上がりにしているそうで。
確かに、『らんま』は格闘シーン、ラブコメディ、ギャグシーンと感情が色々な方向に振り動かされます。そこをアニメで表現すると、オーバーな方が面白いということですね。

MAPPA×小学館集英社プロダクション座談会

MAPPAプロデューサー林田師博さん、設定制作河崎優香さん、小学館集英社プロダクションプロデューサー佐藤エミさんの鼎談でした。

佐藤 弊社はアニメ「境界のRINNE」を制作していたのですが、その放送が一段落して、次は何かを考えたときに、(中略)「らんま1/2」のリメイクをMAPPAさんといっしょにするのはどうだろうと企画を立て始めたんです。

月刊ニュータイプ第40巻11号10月10日発行・発売より

正直、一番えっ、と思った場所!!
『RINNE』が終わったのって2017年ですよね?
その頃から企画が始まっていたと。しかもMAPPAさんご指名で。
意外でした。MAPPAさん指名だったのは何故?
小学館つながりでいうと、時期的に『うしおととら』アニメ化の余波でしょうかね?

佐藤 (前略)前作は原作のエピソードすべてをアニメ化していた訳じゃないので(後略)

月刊ニュータイプ第40巻11号10月10日発行・発売より

それって原作のエピソードすべてをやってくれると思ってくれて良いんですね? 良いんですよね!?
それならば、どれだけ嬉しいことだろうか。
やはりずっと『らんま』は完結編をやっていないことが心残りで、いつか……と思いながら時間が経っていきました。それを再アニメ化すると聞いたとき、そして何よりメインがほぼ一緒のキャスティングでやってくれると知ったとき、最初に思い浮かんだことは「原作最後までやってくれ!! これを完結編にしてくれ!!」でした。
第1話が放送された今、その出来に満足して忘れかけていたけど、やはり求めるものは「完結編」。
期待しても……良いんですね?
佐藤さんのこの言葉でこれから先も生きていきたいです。

アニメディア

こちらは宇田監督のインタビューだけ。
描き下ろしのらんまが可愛いです。


以上です。

いいなと思ったら応援しよう!