#リバース1999 実在用語まとめ(雑感付き) V1.8「さらば、ライヤシュキ」⑨


はじめに

 こんにちは。リバース1999に出てくる用語について、雑感を交えつつまとめていきたいと思います。ver1.8「さらば、ライヤシュキ」が対象です。

 ①~⑧がありますので、未読の方は、よろしければ①からどうぞ。

#リバース1999 実在用語まとめ(雑感付き) V1.8「さらば、ライヤシュキ」①|トライフォース電電 (note.com)

注意事項(ネタバレに関して)

 用語のまとめ方として、ゲーム内のスクショを引用させていただき、どんなシーンだったかを少し振り返りながら用語のまとめをしてみたいと思っています。なので、若干のネタバレがあります。(ストーリーの核心部分など楽しみを損なうようなネタバレは避けるつもりです)
 内容に関しては一応自分なりに調べて書いていますが、誤りなどもあるかもしれませんので、ご承知おきください。何かありましたら、ご指摘いただけますとありがたいです。
 基本的には、プレイ後の閲覧(閲読?)を推奨します。

ビャウィストクの戦い

リバース1999 「さらば、ライヤシュキ」ゼノミリタリー part4より

 祖父と父も軍人であるアレクセイのセリフから、ビャウィストクの戦いについて調べる。アレクセイはライヤシュキの出身ということなので、おそらくソ連とどこかの国の戦いと思われるが、どうだろう。

ミンスクの戦い:Battle of Białystok–Minsk、ビアウィストク=ミンスクの戦い)は、独ソ戦におけるバルバロッサ作戦発動後、1941年6月22日から29日にかけてドイツ国防軍のソ連国境侵入時にドイツ中央軍集団によって行われた戦いである。ドイツ軍はミンスクでソ連軍を包囲した。

「ミンスクの戦い」(2022年12月24日 (土) 11:49 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

包囲網の中でドイツ軍が驚くほどにソ連軍は激しく戦い、そのためドイツ軍は多大な犠牲を払った。また、ドイツ軍歩兵部隊の機動力が低かったため、(ヒトラーが懸念していたが)包囲を完成させるのが遅れ、多くのソ連軍将兵が包囲網から脱出してしまうこととなった。結局、ソ連軍将兵290,000人が捕虜となり、砲門約1,500門、戦車2,500両が破壊されたが、250,000人が脱出することができた。

「ミンスクの戦い」(2022年12月24日 (土) 11:49 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

 どうやらドイツとソ連の戦いで、ドイツが勝ったようだ。ビャウィストクはポーランド東側、ミンスクはベラルーシの首都のようだ。場所は下記。西から順番に、ドイツ本国、ビャウィストク、ミンスク、ソ連本国の位置関係だ。

© OpenStreetMap contributors
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 wikiの画像がわかりやすいので見てほしいが、ビャウィストクの北側と南側を突破されて司令部のあるミンスクを南北から挟撃され、前線のビャウィストクも包囲されたようだ。ソ連側は29万人が捕虜になってしまったが、25万人は脱出できたそう。アレクセイの祖父はこの脱出に貢献したのかもしれない。

ミンスクの戦い - Wikipedia

エイ・ハナム遺跡

リバース1999 「さらば、ライヤシュキ」ゼノミリタリー part5より

 ベルトルトさんの任務の説明の中に出てくる遺跡だ。この次のセリフから、内陸アジアにある古代ギリシャ都市らしい。どんなところだろう。

アイ・ハヌム(Ai-Khanoum, Ay Khanum)は、アフガニスタン北部のタハール州にあったギリシャ人による古代都市で、アレクサンドロス3世による征服後の紀元前4世紀に作られたグレコ・バクトリア王国の主要都市。アレクサンドリア・オクシアナ (Alexandria on the Oxus) に比定され、後のエウクラティディアギリシア語版英語版) (Eucratidia) の可能性もある。"Ai-Khanoum" という名称はウズベク語で「月の婦人」の意[1]オクサス(Oxus、現在のアムダリヤ川)とコクチャ川英語版)が合流する地点にあり、インド亜大陸への玄関口だった。アイ・ハヌムは約2世紀に渡り東洋におけるヘレニズム文化の中心地だったが、エウクラティデス1世の死後間もない紀元前145年ごろ遊牧民月氏の侵入によって壊滅した[2]

その遺跡は、1961年に当時のアフガニスタン国王ザーヒル・シャーが、狩猟をしていた際に偶然村人から石灰岩製のギリシャ的な彫刻を持つ柱頭を見せられたことを契機に発見された。1964年から1978年までポール・ベルナールフランス語版)率いるアフガニスタン考古学フランス調査団が発掘し、ロシアの科学者も発掘を行っている。アフガニスタン紛争によって発掘は中断し、その地は戦場となってしまい、ほとんど原形をとどめていない。

「アイ・ハヌム」(2023年3月19日 (日) 05:32 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
© OpenStreetMap contributors

 日本語の表記が若干異なるが、フランス調査団が発掘したことも一致しており、同じと考えてよさそう。
 場所はアフガニスタン北部にあるようだ。古代ギリシャ都市ってアジアにもあったのか。

アイ・ハヌムからオリーブ・オイルのつぼが見つかっており、地中海からオリーブ・オイルを輸入していたことがわかる。当時、オリーブを栽培していたのはエーゲ海沿岸やシリアだけだった。したがって、地中海方面との陸路の交易路が存在していたことが示唆される[6]

「アイ・ハヌム」(2023年3月19日 (日) 05:32 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

 wikipediaにエーゲ海とのつながりがあるような記述がある。リバース1999世界のエーゲ海といえば、37や6がいるあの島のことが思い浮かぶ。ベルトルトさんのこのあとのセリフにも登場するので、ゲーム内の世界でも関連がありそうだ。

アイ・ハヌム - Wikipedia

エーゲ海

リバース1999 「さらば、ライヤシュキ」ゼノミリタリー part5より

 エーゲ海の秘宝、なんとも気になるフレーズですが、エーゲ海、聞いたことはあっても、意外と地図上のどこ?と聞かれてしっかり答えられない人も多いのではないでしょうか?私は無理なので、調べて勉強します・・・。

© OpenStreetMap contributors

エーゲ海(エーゲかい、: Aegean Sea)は、地中海の一部を構成する海域バルカン半島アナトリア半島に囲まれた入り江状の海域で、面積は21.5万平方キロメートルにおよぶ[1]。北はダーダネルス海峡を経てマルマラ海に、さらにボスポラス海峡を通じて黒海に接続する。域内にはクレタ島ロドス島など、エーゲ海諸島と総称される島々がある。最大水深は2,639メートル(カルパトス島の西の沖)。副海域として、トラキア海やクレタ海がある。

「エーゲ海」(2024年9月21日 (土) 14:57 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

 バルカン半島とアナトリア半島(トルコのところ)に挟まれた海域をエーゲ海というようだ。地図上でも無数の島があり、これのどこかにアペイロン教団の島があるということだろう。

エーゲ海 - Wikipedia

次回予告、終わりに

 7章公開されからかなり経ってしまいましたが、ようやく次回でライヤシュキ編が終わりそうです。残り3個もpart5のベルトルトさんの任務のところで、次回は「マケドニア」から調べたいと思います。
 メインストーリー7章、もう少しで終わりそうだけどまだまだありそうな気も、、、今part28です。どんな形で区切りになるのか楽しみです。
 ここまで読んでいただきありがとうございました。コメントや反応などもお待ちしております🙏


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