#リバース1999 実在用語まとめ(雑感付き) V2.1「ルート77~呪われた道路」④
はじめに
こんにちは。リバース1999に出てくる用語について、雑感を交えつつまとめていきたいと思います。今回は、ver2.1「ルート77~呪われた道路~」が対象です。
①~③がありますので、未読の方は、よろしければ①からどうぞ。
#リバース1999 実在用語まとめ(雑感付き) V2.1「ルート77~呪われた道路」①|トライフォース電電
注意事項(ネタバレに関して)
用語のまとめ方として、ゲーム内のスクショを引用させていただき、どんなシーンだったかを少し振り返りながら用語のまとめをしてみたいと思っています。なので、若干のネタバレがあります。(ストーリーの核心部分など楽しみを損なうようなネタバレは避けるつもりです)
内容に関しては一応自分なりに調べて書いていますが、誤りなどもあるかもしれませんので、ご承知おきください。何かありましたら、ご指摘いただけますとありがたいです。
基本的には、プレイ後の閲覧(閲読?)を推奨します。
排中律
ヴェンデッタの手下が、「πは無限小数にもなれて、特定の角度になれるのはなぜか?これは排中律と矛盾していないか?」と、37へ質問するシーン。(そのマスクしておいて数学の勉強をしているので、真面目か、とツッコみたくなる。笑)
少なくとも排中律について知らないとこの質問はできないと思うので、手下に負けないように勉強する。
論理記号について補足すると、「∨」はOR(論理和)で、「¬」は否定(~ではない)になる。
上記に書かれている通り、排中律は論理学の法則の一つで、任意の命題について成り立つか成り立たないかのどちらかしかない、ということだ。
なので、手下の質問「πは無限小数にもなれて、特定の角度になれるのはなぜか?これは排中律と矛盾していないか?」については、37が答えている通り、無限小数と角度は「成り立つ」「成り立たない」の関係でないので、排中律と矛盾していない、ということだと思われる。
バベルの塔
ディガーの名シーンから。このシーンのディガーは迫真に迫るものがあって、印象が変わりましたね。
バベルの塔について、聞いたことはあるが実はよくわかってないので、調べていく。
バベルの塔は、旧約聖書の「創世記」に登場するようだ。人類が神の領域まで届こうかという高い塔を建設しようとして、崩れてしまった、という故事から、空想的で実現できない計画の比喩表現に使われる、とのこと。(塔が崩れたことについては、神が崩したとか、建てるのをやめたとか諸説あるようだ)
このシーンでは、人が作った階級社会が本当のバベルの塔だ、とディガーが言っている。「生まれながらにして恵まれている階級」が虚偽だとも言っているので、ディガーによるバベルの塔の比喩表現の使い方が、空想的、という意味で使っていると思われる。
フォートワース
カイラを追う手掛かりのチケットの出発地である、フォートワースについて調べる。
フォートワースは、テキサス州北部に位置する都市で、テキサス州で5番目に、全米で13番目に人口が多いとのこと。現在も人口が急増しているようで、ゲームの舞台である1990年(約45万人)から2020年(約92万人)の間に、人口が倍になっている。
フォートワースからヒューストンまでの距離は、地図で見るとざっくり270マイル(約430km)くらい。日本でいうと、東京から京都が約450kmらしいので、それくらいの距離間だ。
また、フォートワースには、ダラス・フォートワース国際空港(1974年開港)がある。アルゴスが持っているチケットも、おそらくこの空港から出発するものと思われる。
ちなみに、「赤い壁」の舞台となる町は「ラリンズ」という名前だが、序盤で「地図に載っていないこの小さな町」と記述がある通り、調べても出てこないので具体的な場所は分からないが、メキシコとの国境付近ではあるらしい。ヒューストンから国境付近までは、フォートワース~ヒューストンよりもありそうに見えるので、カイラもアルゴスも、かなりの距離を移動していることになる。
次回予告、終わりに
今回で「ルート77」編は終わりにして、次回からv2.2「悲しき熱帯」に入ろうかと思います。自分もまだ読み進めている途中なのですが、調べたいものが結構ありそうなので、早めに入ろうかと。
今回の「ルート77」は、チューズデーのチェス駒や、アルゴス探偵のミニゲームが結構面白かったですね。人は選びそうですが。個人的には毎回ちょっとずつ入れてほしいところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。コメントや反応などもお待ちしております🙏