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【フランス滞在】36日目 国立舞台衣装センター 2023 4/20☀️

衣装展示の建物
舞台展示の建物
ギリシャのエピダウロス劇場
エピダウロスの模型
エピダウロスの図と説明
小道具や様々なロープの結び方など
舞台裏の様子が体験できる
コメディ・フランセーズの
シラノ・ド・ベルジュラックの舞台セット
舞台裏や舞台袖も見て回れる
ハムレットの舞台美術模型(1912年)
モクスワ芸術座
ハムレットの舞台美術模型(1971年)
モスクワ・タガンカ劇場
(穴の中、墓掘りのシーンのドクロが!)


今日は友人オススメの『国立舞台衣装センター』に行ってきました。

ムーランのアリエ川の近くに、舞台衣装を保管・展示する国立の衣装センターがもともとあったそうですが、この度、敷地内に舞台美術を紹介する建物もオープンして、演劇好きの私にはたまらない博物館です。

実は幸いなことに、4/8のオープン記念の日にご招待いただき、舞台美術の展示の方は観させていただきました。

その日は、リアルな舞台美術の展示に感極まってしまい、懐かしいのと恋しいのとで涙が出てしまって、恥ずかしいのでチラ見程度で済ませたのでした。

今日はゆっくり拝見です。

舞台衣装がどんな風に保管されているのかわかるようになっていたり、

舞台美術家たちのインタビュー映像が見られる部屋があったり、

私が最初に目を惹かれたのが、歴史ある世界の劇場の紹介。

ギリシャの古代円形劇場のエピダウロスがありました。憧れの劇場です。

いつか行ってみたい、願わくば、公演させていただけたら、いつかこの舞台で祈らせていただくことができたらという夢を持っています。

日本の昔の芝居小屋の模型もありました。
日本人として嬉しいです。

そして次に惹かれたのが、ハムレットの舞台美術模型。

様々な有名劇団のハムレットの舞台美術模型が並んでいます。

そこに私の大師匠(と思っている)スタニスラフスキー先生が共同演出された時のモスクワ芸術座の舞台模型を発見!

いやあ〜嬉しいです♪

『劇場は心のエネルギーの発電所』だと、私の師匠で演出家のアニシモフ先生が教えてくださいました。

夢のひとつが“理想の劇場を創る”です。
自由に創造ができて、心が羽ばたくような劇場を。
壮大な夢ですが、私は演劇に救われて生きてこれたので、恩返ししたいです。

展示室の紹介に戻ります。
コメディ・フランセーズの『シラノ・ド・ベルジュラック』の舞台セットが組まれていました。
(定期的に違う作品に展示替えされるそうです)
通訳してくれた友人によると、1時間でセット組み・セットのバラシ(片付け)ができるように作られているそうです。さすがです。

舞台裏や舞台袖も見て回れたり、衣装、小道具や音響や照明のこと、舞台の裏側が体験できる素晴らしい博物館です。
こんな博物館があるフランスって素敵です!

長くなってしまったので、衣装の展示室については明日書きたいと思います。

今日も私は元氣です。
皆さんも良い一日でありますように🌈

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