見出し画像

【フランス滞在】35日目 ヴィジタシオン修道会の博物館 2023年4/19☀️

ヴィジタシオン修道会の博物館のフライヤー
修道女たちが描いた絵
これも修道女の手書き
マンガみたい
修道女たちが作ったクロス
装飾の道具や材料
下段の刺繍も修道女の作品
聖水や聖油ケース
修道院に入る時に貴族の親が娘に持たせたもの
男子修道院の服をアイロンがけして収入を得たそう
修道女の部屋の様子
ベッドと膝に乗せて使う机と小さな棚のみ
マリーアントワネットのドレスの布に
金色銀色の縁を修道女が刺繍
不思議な絵


本日はムーランのヴィジタシオン修道会の博物館に友人と行ってきました。

時計台に登った時のツアーガイドさんのオススメです。

ヴィジタシオン修道会という女子修道院の持ち物が展示されていました。

驚いたのが、修道女たちの器用な事!

絵も文字も刺繍も手芸もすべてが芸術作品のようで完成度が高いのです。

博物館のガイドさんがついて一緒に回るのですが、友人が通訳してくれたお陰で詳しく知る事ができました。

なんでも貴族にはたくさん子どもがいたので、娘のうち一人は修道女になるという習わしのようなものがあったそうです。

貴族なので、読み書きもできるし、5歳くらいから刺繍も習うそう。

それで13、4歳くらいには修道院に入り、一生外の世界に出ることはないそうです。

修道女に漠然とした憧れがあったけど、こんなにいろいろ器用にできなきゃダメなんだあと思ったら、各自が得意な分野の仕事をひとつ選んでそれに専念していたと。

なるほど!適材適所という訳ですか。

刺繍が得意な人は、刺繍を。
それも気の遠くなるような豪華な刺繍なので、
一人につき、一生で一作品だそうです。

貴族は昔、15日以上は同じ服を着なかったので、不要になったドレスの布を切って、その上から刺繍したとの事。

なんと〜!マリーアントワネットのドレスの布もあり、マジで!と興奮してしまいました。
ざわっとしますよね、あのマリーアントワネットさまですもの。

ちなみに刺繍の時間は一日に1時間だそうで、きっとお祈りしながら作ってたのかなあと、
だからこんなに美しいのかなと思いました。

ヴィジタシオンの修道院は現在パリに7つ、
ここムーランと隣町の間にも1つあるそうで、フランス全土で17あり、生涯をそこで暮らす修道女たちが今もいらっしゃるそうです。

知らない世界を垣間見れました。
いつか修道女さんに直接お話伺える機会があったらいいなあ。
どんな気持ちで毎日を生きていらっしゃるのかな?

今日はやっとポカポカ陽気になりました。
春らしい一日でした♪

今日も私は元氣です。
皆さんも良い一日でありますように🌈

いいなと思ったら応援しよう!