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【新・資本主義をチートする18】 再現性を捨てよ! ~スラムダンクから学ぶ、たった一つの法則~


 まいどおなじみ、みなさんを「お金儲けができる体質に改善しちゃう」まるで、

ラ◇ザップ

のような長期連載シリーズ「資本主義をチートする」のお時間がやってまいりました。


 さて、ネットビジネスまっさかりの昨今ですが、起業やら、情報商材やらブログやらアフィリエイト界隈でよく目にすることばが「再現性」というやつです。

 再現性というのは、平たく言えば

「僕にもあたしにも、オイチイ思いができるかもしれない」

ということです。

 たとえば「ほにゃららのせどりで何万儲けました。このやり方には再現性があります」なーんて事例があったとして、「それくらいなら僕たち私たちにもできるかもしれない」とついつい思いがちになるのは、人のサガというものでしょう。


 さて、この再現性。科学においては「これがないとそもそも科学として成立しない」と言われているほど大切な概念です。

 Aという博士がある実験や発見をしてその結果を発表したとしましょう。それを後からBさんやC研究員が同様のことをやってみて

「再現性がある」

ということがわかれば、その科学的事象は真実であると認められてゆくことになりますが、A博士にしかできなければ、科学的にはあやしいということになります。

 あれ?そんな人いましたね。

  コボちゃん、みたいな名前の女性が。

 まあ。彼女の場合は、実験結果に再現性がなかったので、「あやしい」ということになってしまったわけですが、このように科学の世界では「再現性」は大事です。


 ところが、科学的にいくら「再現性」が重要であっても、資本主義社会においてはこの「再現性」を求めることはアホの極みと言わざるを得ません。

 なぜなら、仮にとあるネットビジネスに再現性があるとすれば、

「あなたのライバルが今日から俺は!とワラワラと湧いて出てくる」

ことになるからです。そのビジネスを知った時点で、あなたはすでに出遅れていることは必定。負け戦にほかなりません。


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 では一体、どうすればいいのか。「再現性を捨てよ!」とは言ったものの、あなた自身が儲かるためにはどうしたらいいのか。そのヒントが、あの名作まんが!

コボちゃん・・・じゃなかった『スラムダンク』

にあるというのですから、これは興味しんしんです。


https://realsound.jp/book/2020/07/post-588634.html

realsoundに掲載されたこの記事。

 すべてのビジネスマンに対して、大きな気付きをくれる良記事です。ぜひ記事本編をお読みください。

 骨子はシンプル。

”スラムダンクはそれまでのタブーに挑んだ漫画だった。そのタブーとは

バスケ漫画はそれまで誰も手をつけていなかった

ということ”

です。だから、コケる可能性が大であった、ということも。

 同じ記事では、実は

キャプテン翼

ですら、当時はサッカーがまだ流行しておらず、おなじ状況だったことも示されています。

 今となっては、キャプテン翼も、スラムダンクも、サッカー・バスケ漫画の金字塔と誰もが認める作品ですが、スタート時には、まったくそうではなく、

「未知からの連載開始」

だったことがわかるのです。

 だからこそ、ここでひとつの学びがあります。

「儲けを独占したいなら、再現性などクソ食らえである!」

という真実です。

 ”「偉大なもの、革命的なものは、ただマイナーなものだけである」(ガタリ)


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元記事の著者さんがすばらしいところは、では「先行事例を追いかける際には、どんなことを注意すればいいのか」についてまで、他の漫画家さんに尋ねていることです。

 これも大いに参考になります。

「主人公が破滅に向かう漫画が多いなら、上り詰める漫画を描こう」

「主人公一人のパターンが多いなら、団体戦ものにしよう」

「競技を描いたものがあるなら、競技外の生活部分に着目しよう」

・・・なるほど、たとえ元ネタになるような作品があっても、

さらにそのスキマを狙ってゆく

ことが大事だと言うわけです。

 編集者でもある著者さんが

「若手のクリエイターに伝えたい、唯一のこと」

がこのスキマ狙いだというわけですから、儲けを狙う資本主義チート術としては、多いに参考にさせてもらう以外にはありますまい。


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 それでももし、「スキマを狙うと言っても、そのスキマがどこにあるのかわからない」という人には、”黒子のバスケ”から学ぶ最大のヒントをお教えしましょう。

 それは

「先行事例の真逆の発想を持つ」

という逆バリです。

「いきなりステーキではなく、ゆったりお茶漬け」

「オンラインサロンではなく、個別指導」

逆にするだけなら、アホでも最初のアイデア出しくらいはできます。



<おまけ>40代以上のおっさんへ

https://realsound.jp/book/2020/07/post-581733.html

おなじrealsoundに江口寿史のインタビューがあったぞ!これも興味深い!




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