新社会人に贈る10のアドバイス 10 ~副業をしなさい、君だけで~
新社会人となった人たちに、老婆心ながら「あんなことやこんなこと」をグチグチ言ってきたこのシリーズですが、基本的に
今ドキの若い人にとっては、耳障りのよくない事実
をお伝えしてきた結果、かなりネガティブなことが多くなりましたので、最後くらいは明るい話題にしたいなあ、と思っております。
というわけで、最後はこれをチョイスしました。
副業をしよう
ということ。
今、会社に入ったばかりなのに、本業にも集中しないで「何を言う!」な気がしなくもないですが、まあ聞いてみましょう。
副業といっても、ふつうに皆さんがイメージすることとは少し違います。
会社員の副業と言えば、古くは株をやって小遣いを稼いでみようとか、大きいものでは不動産投資をしてみようとか、先物取引に手を出してボロボロになってみようとか、そういうのが一般的でした。
ちょっと現代的になると「FXをやってみよう」とか「アフィリエイトを試してみたい」とか、そんなのもあります。
ちょっと肉体をつかうのになると、「本業の仕事が終わってコンビニで深夜バイト」とか、「24時間操業の工場の夜勤にもぐりこむ」とかもありますね。タフです。
いろんな種類の副業がある中で、本音を言えば「どれでもいいから、やってみたらいいんじゃない?」と思います。
本業の会社の就業規則に違反しない限りは、別にどれから手をつけてもいいと思います。
ただ、なんと言ってもこのシリーズ記事は「社会人初心者」のための記事ですから、会社の目を盗んで起業しろ、とかあまりハイレベルなテクニックを要求するわけにはいきません。
あくまでも「ふつうに、まっとうに、肩の力を抜いて」の副業をおすすめしています。
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どういうことか。簡単に言えば「あなたのコンテンツを販売してみてください」ということです。
肉体的な労働時間を切り売りするのも「コンテンツとしてのあなたの販売」と言えるかもしれません。しかし、まあ、そういうのはちょっと脇に置いといて。
あなたの文章でもいいし、アイデアでもいいし、何か生み出したコンテンツを、ネットなどを使って販売してみる、ということがとてもよい経験になるのです。
あなたが一から生み出した何か、それをお金に換えようとすることは、あなたが社会で生きていく中での「しっかりとしたベース」につながります。
1000円稼ぐとはどういうことか。
10000円稼ぐとはどういうことか。
10万円稼ぐとはどういうことか。
初任給で言うところの18万×12か月+ボーナスなどで、年200万~300万稼ぐとはどういうことか。
を知ってください。
1000円は、なんとなく稼げると思います。
10000円も、少しの努力でいけます。
10万円くらいから怪しくなります。
どう転んでも、年200万の副業を達成できる人は、ほんのわずかです。
なぜ、10万円~200万円を稼ぐのはこんなに大変で、毎月お給料をもらうのは、それなりに簡単なのでしょう?
その理由を考えるのが、この課題の本質です。
「会社で働くということは、あなた自身が100%の割合で何かを生み出しているのではなく、もっと大きないろんな力の集合体が、たくさんのお金を生んでいるのだ」、ということに気付くべきです。
これに気付かないと、「俺は自分でももっとやれる」と勘違いして辞めてしまったり、「俺にはもっとふさわしい仕事がある」と思ってしまったり、「俺はできる」と誤ったりするのです。
「俺はできる」と思っていいのは、副業で最低年収以上を稼げるようになった人たちだけです。
そして、そう思うだけでも、実はまだまだ甘ちゃんです。
それが可能なのならば、あなたの年収は2倍です。2倍の収入を捨てて、本業の会社をやめて独立しようとするのはアホです。
本当にできる人間は、つまり簡単。あなたの今の年収の2倍以上を副業で稼げる人間のことを言うのです。
まあ、見てください。そんな人は、ほとんどいません。
今じゃなくても、30代になって年収300万のところ600万でもいいし、40代になって年収500万のところ1000万でもいいでしょう。
たしかに、自力で年収1000万稼げる人は、たしかにこれまでの仕事をやめてもOKですね。
誰も文句言えません(笑)
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すこし脱線しましたが、あなたが月15万や20万や25万円の給料を自動的にもらうためには、それが可能な「売り物」と、それが自動的に売れる「仕組みやシステム」があるから可能なのです。
あなたに売れる「売り物(コンテンツ)」があっても、仕組みやシステムがなければそれは売れないし、仕組みがあっても「中身が薄ければ」それは売れません。
ぜひ、そういう社会のしくみを自分で体験してみてください。
なぜ「起業」でなくて「副業」をしろ、と言うのかは簡単です。なるべくリスクを捨てて、できるならおとなしく会社員として生きる方法も残しておかなくてはならないからです(笑)
がんばってください。