骨董を愉しむ
現在、愛知県の田原市博物館にて企画展の
お手伝いをさせて頂いております。
企画タイトルは「骨董を愉しむ」です。
いよいよ今月8月27日(土)からとなりました。(10月2日迄)
とりあえず損得関係なしに自分が
楽しいと思える話は何でも乗ることにしておりまして
同じような境遇の数寄者の方々にも協力いただきました。
蒐集家の個性もさまざまですので
どんな感じに仕上がるのかあまり想像つきません。
どこか時間のある日に美術館の監視員のように
パイプ椅子にじっと座って過ごしたいかも。
来場者がスマホを出して撮影しようものなら
「こら、ちょっとそこ!もっと写真撮って
バンバンSNSに上げなさい!!」と。
撮影やSNSのアップはOKとのことです。
皆様、是非いらしてくださいね!
9月25日は博物館前で「たはら骨董市」が開かれるそうです。
以下主催の田原市博物館の館長さんのご挨拶です。
骨董は古めかしい、金持ちや年寄りの道楽、古いモノなど現代の便利な生活には不要、とも思うかもしれません。その一方で新旧問わないモノに新たな価値を見出し、ファッション、インテリア、日常の道具など、実生活の中に取り入れ自由に楽しんでいる人もいます。自らの価値観で集めた骨董は、モノとの出会い、モノを介した人との出会いによって、その愛好家が持つ意識とともに次に受け継がれるなど奥深い愉しみを持つものです。今回は骨董を愛する所蔵家たちが、それぞれ骨董と共に愉しむ日常の場面を切り取り展示します。作品鑑賞の展示ではない新たな試みとなっています。この展示は、古いものが持つ新しい価値観を発見した人たちの楽しみ方を表現しています。また、展示レイアウト、解説などは企画者が自分の言葉で記しましたので、文体や表現に統一をしていません。その文面からも企画者の個性を感じていただけたらこの企画は成功です。この展示を通じ、気軽に「見る」に留まらず「使う」骨董の愉しさも知っていただければ、企画者として存外の喜びです。
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《開館時間》9時〜17時(入館は16時30分)
《休館日》毎週月曜(9月19日は開館)・9月20日(火)
《入館料》一般310円(240円)・小中生150円(120円)※( )は20名以上の団体料金
《同時開催》ふるさとの歴史–近代の渥美半島
(企画展示室1)
渡辺華山とゆかりの人たち(特別展示室)
渡辺華山の生涯(常設展示室)
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