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コロナ禍におけるデジタル活用での課題!

コロナ禍において社会全体で急速なデジタル化が進められていたが、それに伴い、デジタル社会 を実現するためには、様々な側面において課題があることが顕在化した。これらの課題は従来から あったものが多いが、コロナ禍において、社会全体がデジタル活用を行ったことにより、より問題 が顕在化した、又は、深刻化したものである。 総務省が実施した調査においても、デジタル化が進まない理由としては、「情報セキュリティ」、 「リテラシー」、「利活用が不十分」、「通信インフラが不十分」及び「端末が十分に行き渡っていな い」といった点が挙げられている。 これらの課題を解決しなければ、コロナ禍で経験したデジタル化に対して否定的な意見を持つ人 が増え、デジタル化が定着しないおそれがあるため、これらの課題解決は益々重要となっている 出典:総務省 令和3年版 情報通信白書 

セキュリティ被害

 情報セキュリティ10大脅威 情報処理推進機構(IPA)が毎年公表している情報セキュリティ10大脅威においては、組織 に対する脅威として、1位が「ランサムウェアによる被害」、2位に「標的型攻撃による機密情報の 窃取」が挙げられているが、3位に「テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃」が新 しくランクインした。 また、個人に対する脅威についても、コロナ禍では、デジタル手段による支払いやオンライン ショッピングの利用が増える中、1位が「スマホ決済の不正利用」、2位が「フィッシングによる個 人情報等の詐取」となっている(図表2-4-1-1)

出典:IPAのhttps://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2021.htmlのデータを元に総務省が作成

出典元データ:IPA(2021情報セキュリティ10大脅威2021)

考察
個人のベスト10では1位2位は変わらずですが、順位が大きくあがったのはネット上の誹謗中傷デマが7位から3位へ。これは匿名性のSNSからの投稿が多く見受けられ、このコロナ禍での度重なる自粛等のストレスも要因なのではないでしょうか。ちなみに最近ではSNSをやっていない人に対して誹謗中傷デマは発生しています。この中で私自信が実際に出会った事があるものに2位のフィッシング詐欺未遂、6位のインターネットバンクへの不正アクセス履歴、8位の偽警告による詐欺未遂、10位のインターネット上のサービス不正ログインに出会った事があります。いずれも未遂で不正アクセスの痕跡があったのですが、破られる可能性はあったという事です。
最近私には毎日まったく使用した事のないカード会社、銀行、pay決済からの不正メールが10本くらいきています。もし、自分が持っているカード会社からメールが来た場合はサイトからログインしマイページに異常がないか確かめてほしいです。メールからの直ログインは偽サイトへ経由される可能性があります。

組織では前回5位から1位に、ランサムウェアによる被害が増えています。
私の周りで行ったという話は聞いた事がありませんが実際にあるようです。
3位はコロナ禍になってテレワークの推進が多く行われ私の周りでもほとんどがzoomを使用していますが、意外にセキュリティについて考えていないというか、まったく無防備な方が多いなという感じ。
組織であっても大量攻撃によって被害にあってしまうのではないでしょうか。対策を潜り抜けてくるケースが多数ですね。
日頃よりいろいろなパターンでの攻撃があるという認識で危険を察知したいですね。

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