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X(Twitter)運用代行で失敗しない!依頼主が絶対知っておくべきポイント

X(旧Twitter)の運用代行を依頼する際の具体的な作法について、以下にポイントをまとめます。
Xはリアルタイムでの情報発信やフォロワーとの双方向コミュニケーションが特徴的なSNSですので、それを踏まえた対応が重要です。

1. 目的とKPIの明確化

  • 目的の共有: Xを利用する具体的な目的をはっきりさせます(例:新商品の認知向上、イベント告知、ブランドの信頼性向上など)。

  • KPIの設定: どの数値を評価基準にするかを決めます。例えば、フォロワー数の増加、エンゲージメント(リツイート、いいね、返信など)の増加、特定のリンクのクリック数、ウェブサイト流入など。

2. ターゲット層の明示

  • どのような層にリーチしたいか、詳細に伝えることが重要です。年齢、性別、地域、興味関心など、ターゲットとなるユーザー像を具体的に示しましょう。特にXは興味ベースのアルゴリズムで運用されているため、興味・関心のあるトピックやキーワードも伝えておくと効果的です。

3. 投稿内容の方向性

  • コンテンツの種類: 投稿したい内容(ニュース、キャンペーン情報、裏話や社員紹介、ユーザーの声など)を決め、代行側に共有します。特にXは短文が基本なので、簡潔かつインパクトのあるメッセージが求められます。

  • トーン&マナー: ブランドイメージに沿ったトーン(カジュアル、フォーマル、ユーモラスなど)やマナーを具体的に示します。X上でのブランドの声としてどのような印象を与えたいか、明確に伝えましょう。

4. ハッシュタグ戦略

  • 使いたいハッシュタグ: ブランドに関連するハッシュタグや、ターゲット層が興味を持つトピックに関連するハッシュタグを事前に検討し、代行側に伝えておきましょう。これにより、投稿の発見性が高まり、リーチが広がります。

5. 投稿頻度とタイミング

  • 投稿頻度: 1日何回投稿するか、週何回など、具体的な頻度を依頼主として決める必要があります。Xはリアルタイム性が重視されるため、トレンドに合わせた柔軟な対応も期待されます。

  • タイミング: ターゲット層が最もアクティブになる時間帯(通勤時間、昼休み、夕方など)を考慮して、投稿タイミングを指定すると効果的です。

6. エンゲージメント対応の範囲

  • Xではフォロワーとの双方向コミュニケーションが重要です。代行業者に以下のエンゲージメント対応範囲を明確にしておきましょう:

    • リプライへの対応: フォロワーからの質問やコメントにどのように返答するか。事前に返信ルールを決めることでブランドの一貫性を保てます。

    • リツイートの方針: 他社や関連アカウントの投稿をリツイートするかどうか、その方針を決めておくと良いです。

7. モニタリングとフィードバック

  • 定期的な進捗報告や結果分析を依頼しましょう。代行業者から提供される分析レポートを元に、投稿内容や戦略を見直し、適切なフィードバックを提供することが重要です。月次のレポートで、インプレッション、エンゲージメント、フォロワーの推移を確認し、必要に応じて運用を改善してもらいます。

8. 広告運用の方針

  • 広告利用の有無: X Ads(旧Twitter広告)を使うかどうか、広告にどのくらいの予算をかけるかを決めます。

  • 広告の目的: フォロワー獲得、特定のキャンペーン告知、ウェブサイトへの流入増加など、広告の目的に応じた方針を立て、ターゲットや予算を共有しておきましょう。

9. トレンド対応

  • Xではトレンドや話題性が非常に重要です。タイムリーに話題に乗ることができるか、どういったトピックに反応するかを事前に代行業者と話し合っておくと、機敏な対応が可能になります。

10. リスク管理と危機対応

  • ネガティブな投稿や炎上リスクに対する対応策を事前に決めておきましょう。予想されるリスクに対しての対応マニュアルを用意し、代行業者にも共有しておくことが大切です。

Xの特徴を活かした運用代行依頼をするために、これらの作法を押さえておくと、より効果的な運用が期待できます。

【まとめ】Xの運用代行をやってわかった事

SNSは、
投稿者とユーザーとのコミュニケーションツールです。

運用代行は、
依頼主と代行者のコミュニケーションがもっとも大事です。
このコミュニケーションがうまくいかないと確実に失敗します。

特に、必要な情報は、業種、専門性、その業界のトレンド、手法、オーナーの人柄、コンセプト。依頼主は惜しみなく、自分というキャラクターをしっかりと伝え、写真、動画など、あらゆるものを代行者に伝えてください。お金を払っているで、全部おまかせは絶対に失敗します。

依頼者はできれば、画像の加工方法、動画の編集方法、テキストの作り方、ハッシュタグのつけ方、アルゴリズムなど、どのくらい時間が掛かっているか、知って頂くと代行者はとても安心します。信頼関係が増し、運用代行が成功する最大のカギになります。最後はやっぱり、人と人のコミュニケーションです。


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