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平屋を建てる 22週目

20240917記

土日月と3連休。連休最終日の月曜に現場を訪ねた。ついに、大きいほうの建物の壁も杉板がはり始められていた。全体の6割から7割ほどだろうか、まだ作成途中の窓枠のまわりを残す形で、それ以外のところはおおむね杉板で覆われていた。僕はなんとなく、杉板というのは上からおりていく形ではっていくものだと想像していたのだけれど、逆だった。下から上に向かって登るようにはっていくのだった。そりゃそうか。先週、家のなかにあった杉板の束が減っていたので、あれは部屋の壁に使うのではなく、外壁に使う杉板だったのだと気づいた。

週のなかばに建築家のNさんから、壁の杉板を塗る塗料の色について3種類ほど候補を挙げてもらっていた。そのサンプルが現場に置いてあるので手にとって、実際に壁にあてて確かめた。玄関ドアのまわりはモルタル仕上げにするのでそのモルタルの色も濃さによって3段階、サンプルが用意してあったのでそれも確認した。モルタルに炭を混ぜることで少し濃くすることができるそうだ。コンクリートっぽい明るい色からもう少し落ち着いた色にすることができる。比べて、見て、検討した結果、Nさんからおすすめされた組み合わせで行くことに決めた。

建物のなかを物色する。毎週のことながら、現場の変化や進み具合をチェックしていく。床材が届いていた。フローリングの床は、チェスナット(栗)にしたのだが、箱入りで山積みになって置いてあった。玄関ドアやキッチンのときと同様、これも自分たちでショールームまで見学に行き、実物を見て選んで決めたものだ。備え付けのエアコンが一台、天井裏に設置された。当初の計画では4台のエアコンをすべて備え付けで配置する計画だったのだが、予算の都合で備え付けは一台のみとし、残りは3台ではなく2台とし、うち一つはいま住んでいるマンションで使っているものを持ってきて使うことにした。もう一つは追って買うことに。住み始めてから設置することになりそうだ。冬のあいだの空調は薪ストーブを使って部屋をあたためるつもりだ。

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