平屋を建てる 24週目
20241003記
日曜日は朝から庭師のIさんに来てもらって、庭をはじめ家のまわりの景観をどんなふうにするか話をした。Iさんとはコンクリートの基礎を打つ前に、土中環境をよくするために焼き杭を打つなどの処置をしてもらって以来の再会だ(5週目)。僕たちは庭を雑木林みたいにして、夏は木陰ができ冬でも常緑樹の緑が楽しめる庭にしたいと考えている。『人生フルーツ』という映画を観たせいだ。あの老夫婦のように暮らせたら。それにはやはり庭の緑が必要だ。畑を作って野菜も収穫できれば、なおさら2人の暮らしぶりに近づけるだろう。
家のまわりを一周しながら、ここはこんなふうに、こちらはこんな感じにとバクっとした希望や想いを伝えると、それならこうしましょう、ここはこうするのがいいかも、と一つひとつIさんがすぐに答えを返してくれる。経験に裏打ちされた自信があるのがよくわかる。頼もしい。頼りないのは僕らの予算である。建物にかかる費用が膨らんだため、庭や外構にかけられるお金は心もとない。すべてを一気にやるのではなく、住み始めるのに必要な最低限のところから順次やっていってもらうことになりそうだ。
Iさんとの打ち合わせが済むと、今度は建築家のNさんがやってきた。建物のなかで打ち合わせ。洗面台の全体のデザインと、玄関を入ってすぐの靴入れのデザインについて図面を3D化したイラストを見せられ、確認をした。こういう感じになるのかとまた楽しみになった。早くここに住みたい。とにかく今は完成するのが待ち遠しい。
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