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二大政党制が日本で実現する可能性はまだあるか

政治については素人だが自分の中での現在の見解を書き残しておきたい。先の衆議院選挙では、予想通り自民党が議席を確保して、予想に反して立憲民主党が議席を減らした。代わりに特に地方政治でリーダーシップを発揮し着実に政策を実現してきた維新の党が飛躍的に議席を伸ばした。まさに維新の党が幕末の頃の旧幕府に対する勢力となった維新政府のようになるかもしれないような状況に今回一歩近づいたのかもしれない。

以前から、アメリカのような二大政党制が日本でも実現することを望んでいたが、民主党の失政により信頼が崩れ、民主党系の政党が勢力を再度伸ばすのが難しい状況になっているのが現状である。与党の揚げ足とりばかりで、ゼロコロナとかもうかなり非現実的なことを選挙前に言っていたから国民も見抜いていたのかもしれない。

では、今後どのようにしてもう一つの自民党に対抗できる大きな政党ができるだろうかと考える。維新の党は自民党よりも右寄りだと言われるが、ある程度信頼が築かれてきたので他の新興勢力とともに着実に少しずつ大きくなっていって、自民党の右寄りの人達とくっついていく。民主党系は労働系の支持母体があるから、存在はなくならないとして自民党の左寄りの人達とくっついていく。最近では、自民党の中で保守系側の人と革新系側の人の派閥の争いがよく報道で垣間見えるので特にそのように思った。また、旧民進党も左寄り側の立憲民主党と右寄り側の国民民主党の二つに実際分かれたので、自民党もそのようなことが起こらないとも言えないと思った。そのようにして保守系と革新系の二つの勢力ができていくというのが今のところあり得ることなのかもしれないと予想する。専門家の人から言わせればそれはあり得ないというかもしれないが、一般人の一人としてそのように感じた。

日本では二大政党制はなじまず、中選挙区制に戻した方がいいという意見もある。だけれども、政権交代が一度起こったからこそ、自民党が与党に復帰して、洗練されて、より良くなった印象がある。だから、企業と同じで政党がよくなるには政権交代可能な競争相手がやはり必要ではないだろうか。

#政治 #二大政党制#維新の党#自民党#中選挙区制#民主党

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