S(主語)=C(補語) ? A=B ?
英語に限らず文の形ににS(主語)=C(補語)というのがある。例えば、Apple is fruit(リンゴは果物だ)というのはApple=FruitというS=Cの文である。
昔、英語を勉強していた時に、厳密にはアップルはフルーツではないだろうと不思議に思ったことがある。なぜ、それに引っかかったかはよく覚えていないが、たしか文章を書く時に引っかかって頭がこんがらがったのを覚えている。
そこで、最近、養老孟司さんのYoutubeをたまたま見て、感覚的にはA=Bではないのだけれども、概念として人間が勝手にそう決めているだけという話をして、なんでも自分達の都合のいいように同じものにしてしまっているというのは人間の傲慢であると言っていた。みかんをりんごと呼ぶと決めればそうなるけれども、実際に食べてみればみかんをりんごとは言えないだろうと。みかんはみかんでもなくそのものであると。
概念化している最たるものが0と1のデジタルの数字で表されるコンピューターで、人間は概念の中でああでもないこうでもないと議論をして、コンピューターが人間化しているのではなく、人間がコンピューターのことをわかったつもりで、人間がコンピューター化してしまっているということを説いていた。
その動画を見て、昔、英語の勉強で疑問に思っていたことのヒントを得た。S=Cなのだけれども、それは人間が決めたことであって、感覚的には違うものでいいのだと。
英語の方が概念的でデジタルの感覚が強いから英語の勉強の時にその疑問をもったと思ったが、どんな言葉でも物事を概念化しているのだから、そうではなく、英語の勉強で特に文法を取り上げることが多いからだと思った。
近年、旅行などの体験が大事な財産になると言われる。ああでもないこうでもないと旅行雑誌やサイトを見ながら、目的地について議論するのもいいが、実際にその場所に行ってこそ、そこがなんたるものなのかがわかるはずである。人はいろいろな経験を組み合わせて工夫する動物であり、そういった感覚的な経験が別の事柄の解決のヒントになったりするからこそ、体験型の経験が財産と言われるのであろう。
https://bit.ly/39ZIxFM
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