【会社設立Hack】創業支援制度で法人登録税を半額にする
市区町村の創業支援制度について書きます。
会社設立前にやらなきゃ損々。
創業支援制度とは?
各市区町村には起業を後押ししてくれる制度があります。豊島区の場合は、ビジサポ。
相談員の人と、以下のようなコンテンツで4回面談行います。
・マーケティング、販路開拓(信用金庫の担当の方と)
・税務(税理士先生と創業にあたって必要なこと)
・労務(社労士先生と同上)
・資本政策(保証協会出身の方と事業計画の数字説明、融資必要かなど)
面談で受け答えをして、通過すれば創業支援認定証をもらえるというものです。
相談会は開催される頻度がそれぞれ異なり、毎週のものもあれば隔週のものも。うまくスケジュールが組めれば3週間ほどで認定証発行までたどり着けます。
ちなみに相談にあたり、「事業計画書」を事前に作っておくと良いです。
事業計画書は、ビジサポの面談前にフォーマット用紙をもらえるのでそれを埋めます。
ここで作っておくと、後日の融資面談等にも転用しやすいからです。
サポートを受けるメリットについて
創業前に準備しておくとこんなメリットが…
・登録免許税が半額になる(*1)
・創業融資を無利子(*2)にしてもらえる
・日本政策金融公庫の融資上限額が増える
・中小企業向けの助成金(*3)の申請条件に含まれていることがある
ざっと上げただけでもメリットはこれだけある。
その他補足事項
あと、信用金庫の法人口座開設の審査に一度落ちたけど、時間差で開設してもらえることになりました。
相談員の一人が申し込みした信用金庫の中の人だったので、繋いでくれたのかもと(副次的効果)
IT系の創業支援が手厚いのは、新宿区・渋谷区・それと豊島区と聴いたので、登記場所をそれらの地区のバーチャルオフィスにして、自宅(*4)や別のコワーキングスペースを事務所にするというのも有りです。
東京住みで会社を創業するときは是非ともこの制度を利用しましょう。
(*1)本来15万円の税金が、半額の7.5万円になる
(*2)利息分の1.6%ほどを市区町村が負担してくれる → 融資が無利子で受けられる
(*3)上限500万円相当のものづくり支援助成金とか、諸々の補助金・助成金の申請要件の一つに含まれていたりする、水戸黄門の印籠のようなもの
(*4)自宅を借上げ社宅にすると家賃が会社負担になるHackも別記事で書く予定