産後ヘルパーのこと。
日本にはまだまだ聞き慣れない《産後ヘルパー》。海外では当たり前のサポートです。海外では出産前から、ママに寄り添い産後も共に過ごし、一緒に育児をさせていただく場合もあります。いろいろな国のお客様が多く、日本の方はほんの1割程度です。いろいろな情報を発信していくことで、少しでも産後ヘルパーが広まってくれればいいなぁ。
ヘルパーは、出産を終えて、自宅に戻ったママに寄り添うお仕事。
産後のダメージが残る中、育児をスタートさせなくてはいけないママにとって、少しでも心穏やかに過ごせるようサポートさせていただくのです。
産後うつ、産後クライシス、虐待、、 新しい命を産んでくれたママたちが決して辛い思いをしないよう、そして出産を後悔しないよう、そしてまた新たな命を育てたいと思えるように、体と心の負担を少しでも軽くすることに努めています。
食事の準備、掃除、洗濯はもちろん、ご兄弟の送迎や赤ちゃんのお世話。育児の進め方、マッサージ。ときには、座っておしゃべりして過ごすときもあります。ママの希望を聞きながら、少しでも睡眠をとって回復してもらえるようにサポートしていきます。
ヘルパーはアドバイスすることもあれば、一緒にどうする?どうする?と考えることもあります。
上手に飲めなかったおっぱいをごくごく飲めるようになって、一緒に喜ぶこともあれば、つらくて涙するママと一緒に泣くこともあります。
それでも赤ちゃんはやっぱり宝物で、そんな宝物を産んだママに自信をもっていただきたいのです。
赤ちゃんはもちろんのことかわいいのですが、私はやっぱり少しづつ成長していくママが愛しくてたまりません。
私もママではあるのですが、赤ちゃんのことに一喜一憂し、試行錯誤し、回復していない体で頑張っているママは本当に素敵です。そんなママデビューを一緒に過ごすことができ、感謝しています。