必死のナイスキャッチ
こんばんは!
天職実現アドバイザーの吉枝瞳です。
次男が3歳になるかならないかの頃のことです。
家族4人でサファリパークに行き
嬉しくてはしゃいだ次男はパーク内を走り回り
いつの間にか片側が壁になっている坂をどんどん上っていきました。
大人が登れるところではなく、
壁側から
ハラハラした気持ちで次男を見上げながら
「危ないから降りてきなさい!」と
声をかけ続けることしかできませんでした。
そして次の瞬間、
驚いたことに、
次男はパーンと飛び降りたのです。
予想外の展開に
頭が真っ白になりながらも、
上から落ちてくる次男を
必死で受け止めました。
まだ体が小さいとはいえ
落ちてくる勢いもあり
かなりの衝撃です。
我ながら
良く受け止めたと思いました。
火事場の馬鹿力とは
こういうことを言うのかもしれません。
そして当の本人は
私に抱きかかえられたまま
満面の笑みで
「ナイスキャッチ!」と言いました。
確かに言葉の使い方として間違っていないし、
この上ないくらいのナイスキャッチだけど、
キャッチされる対象が自分というのは
あまり聞いたことがありません。
まだ体が小さいとはいえ
落ちてくる勢いもあり
かなりの衝撃です。
私への全面的な信頼があったのか
思考停止していたのか
もしくは後先何も考えていなかったのか・・・
多分何も考えてなかったのでしょう。
これは褒められる行動ではないけれど
次男の潔さにある意味感動しました。
安全安心を求めがちで
リスクを冒して何かをチャレンジすることをしていなかったなと
思いました。
もちろんケガはしない方がいいし
痛い想いはしたくないけれど
時にはリスクを冒しても
思い切って飛び降りる(チャレンジする)ことも
必要かもしれないと考えさせられた出来事でした。
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