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エコな子育てとは? 3つのエコの話

前回の記事で、子育てにおけるイライラに関しての自分なりの考察を記載しましたが、それを踏まえて今日は、エコな子育て「エコ育て」について私の思うところを書きます。

エコ(eco)な子育てってどういうこと?

1、感情エネルギーの省力化

そもそもエコという言葉自体はみなさんが知っている通りエコロジーからきているもので、地球環境に優しい、というのが主な意味として使われています。

私はこれを、「自分にも家族にも優しい」、という意味で子育てに用いたいと思っています。

最初の記事に書いたように、エコを発揮したい一番メインどころは感情(ネガティブな感情)エネルギーの省力化。極力この負のエネルギーを使わず過ごしていけるような子育てをイメージしています。

そりゃみんな笑顔で毎日過ごせたほうが楽しいし、家族も気持ちいいよね。でもわかっていても実践できない場面も多く出てきてしまうが子育て。
私自身もちょっとしたことでスイッチが入ってキツく言ってしまったり大きな声を出して牽制したり。夜な夜な一人反省会をしてるママさんは少なくないと思います。

毎日笑顔で過ごせる女神のような母になれるもんならなりたい。
でも、アラフォーといえど中身は未熟な人間なのでできないことだってたくさんある。

わかっているのとできるのは違う。

だからこそ、わかっていることを少しずつできるようにしていきたい。
でも最初から100点は目指せないし、目指す必要はないと思う。

TOEICだってなんだって、何もやったことない人がいきなり満点スコアなんて出せるわけない。

でもなぜか、こと育児に関してはまずここからしてツボにはるところなんですが、最初から高いところを見ていて「できない自分がすごく悪い」という感情に陥りがちな気がします。

別に自分のことを言っているわけでなく世間一般的にですけど、ママってすごい頑張りがちじゃないですか?笑

いろんなことをできないといけない、みたいな雰囲気なのか圧力なのか、はたまた母になるとそういう気持ちになりやすいのか、理由はいろいろあると思いますが、とにかく最初からできることを求められているような(求められていなくてもそう思ってしまう何かがある)気がしています。

私の場合は性格的なものも相まって特にこう感じやすいので、意識的にバーを下げていくことで感情エネルギーをうまく使いたいなと思うようになりました。

20点が30点に、30点が50点に、50点が65点になっていくステップを踏んでいけばいいじゃん、という考え方だけでもあるだけで違うはず。

ということでまずは感情のエコ。

2、体力的エネルギーの省力化

もう1つは体力的なエネルギーの省力化。
これはもうアラフォーの私にとっては大問題で、年々衰えていく&奪われていく体力を気力でカバーしようと思っても、どんどん大変になってくる。

もちろん健康老人を目指して体力作りを真剣に考えなければ、という思いもありますが、とはいえやはり下降曲線には抗えない一面もあり・・。

そういう意味で、少なくとも自分が平常運転できるだけの体力を保てるように温存しなければ、と思っています。

でもこの体力エネルギー面でのエコは、年齢に関係なく必要なことだと思っていて、20代だろうが30代だろうが40代だろうが、とにかく自分が関わるコミュニティやタスクが多ければ多いほど体力の温存が大事だと思うんです。

共働き世帯が基本となる現代において、明らかに親一人当たりが背負うタスクは多くなっているはず。

しかもその多くは女性に回ってきている
その上、育児の主役も母なことが多い。

と考えると、どう考えたって母親の体力をうまく温存しておかないことには家庭は成り立たないよね、と思うわけです。

自分の体力を温存できるようなエコ育てを目指していきたい。

3、エコシステムの構築

3つ目はエコシステムからの「エコ」。
エコシステムは、業界や製品がお互いに連携して大きなシステムを形成することを指す言葉としてビジネスシーンでよく使われるものですが、子育てこそエコシステムの構築が大事だと思っています。

夫婦、両親、友人、会社、保育園、育児支援サービス、病院、などなど、とにかく社会のありとあらゆるものと繋がり、連携することでもっと子育てがしやすくなるはず。

社会基盤としてできているかそうでないかに関わらず、少なくとも自分の周りだけでも子育てエコシステムを構築できたらすごく良いと思うんですよね。

これは1つ目の感情のエコや2つ目の体力の温存にもつながる話で、自分だけが頑張るのではなく、周りの協力も得ながら、そしてサービスにはお金を払うことでもっとエコに子育てができるはず。

エコにはeconomyも

実はエコの意味を調べるとecologyの他にeconomyの意味もあるんですが、これってエコ育ても同じかも?!と(後付けですが)気づいたので入れてみました。

感情も体力もエコにいきたい→エコシステムの構築が必要→サービスにお金を支払って力を借りることも視野に入れる
と考えると、これを多くの人たちが取り入れたら経済効果も生まれるのでは?という気がしました。

まさしく社会全体でのエコ育て。
まずは自分が実現して、少しずつ周りにも広がったら嬉しいなぁ。

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