新聞記事で思い出した、昔、息子が家からいなくなった時のこと
こんばんは。よしえです。
いつもありがとうございます。
今日、ネットで目にした新聞記事。
「子どもが一瞬であなたの前から消えるワケ」
この記事を読んで、今は、成人している息子が3歳の頃、
家からいなくなった時のことを思い出しました。
息子は、歩き出して、4歳になる頃まで、
ちょっと目を離すと、どこへでも行ってしまう子でした。
「お母さん」に全く執着せず、私が、名前を呼んでも
振り向くこともありませんでした。
いつも私は息子を追いかけてました。
「ちょっと目を離す」と言っても
何分も目を離していたわけではなく、
ほんの数秒。
例えば、息子にコートを着せて、
自分もコートを着ようと、
目線を自分のコートに向けて、片袖に腕をとおした
わずか7、8秒の間に、どこかにいなくなってしまう。
そんな息子だったので、
いつも張りつめて子育てしていたのですが、
ある日、ちょっと油断した間に、
家からいなくなってしまいました。
1時間近く探して、それでも見つからなくて、
警察に連絡しなくてはと思った時、
ふと、あるスーパーを思い出しました。
息子のお気に入りのスーパー
家からそのスーパーまでは、3歳の子どもの足だと、
20分位はかかるので、1人では無理と思いつつ、
自転車走らせて見に行きました。
いました!スーパーに。
ピンクのビニール袋を手にして、
嬉しそうにスーパーの中をうろうろしていた息子。
何度も色んな想像をして、
最悪の事態も考えて、半べそ状態だった私。
その私と目が合い、3歩後ずさった息子の顔。
今でも鮮明に覚えています。
無事に私の元に戻ってきたので、
このように振り返ることができますが、
そうでない可能性もあり、
本当に紙一重の差だったと思うのです。
運が良かった。
この新聞記事を見て、息子がすぐどこかに行ってしまっていた訳が
少しわかったように思います。
今、子どもにかかわっている方はもちろん、
そうでない方にも読んでもらいたい記事です。
私も子どもを育てている間、通りすがりの方に
沢山助けてもらいました。
今は、見ず知らずの人に声をかけることが
難しい環境であることも承知していますが、
それでも、子どもの特性をみんなで知って、
気になることがあれば、声をかけて、
子どもの安全を守れたらと思います。