<感想>通りすがりのあなた総選挙
「通りすがりのあなた」総選挙。
結果はこちら↓
http://news.kodansha.co.jp/5497
通りすがりのあなたを初めて読んだとき「妖精がいた夜」が、心の琴線にやさしくふれたような、心を動かされるけど、大きく揺さぶられない、それがいい香りのチャイを飲んだ時みたいな気持ちになった。
明るいかというとそういうものでもないし、他に旅の色が濃い小説が多かったから、正直、他の読者さんはこれ以外の短編が好きだろうなと思っていた。
SHOWROOMで妖精がいた夜が好きっていう人も何人かいて、嬉しいけど、それでも少数派だろうなという気持ちがどこかにあった。
結果、読者さん、書店員さんからも一位だった。正直驚いた。
初めて会った人と「これ好きだったんだ!」と意外な共通点を見つけたようなときの気持ちに似ている。なんだか嬉しい。
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