櫻井敦司氏について

櫻井敦司氏とは、BUCK-TICKと言うバンドのボーカリストである。BUCK-TICKは、5人のメンバーで構成され、一回も解散もなく、デビューから、36周年を迎える。
まず、彼らのメンバーというのは、皆それぞれの個性がハンパなく、グループの掟と言うのも全くない。
あるとすれば、まず、ギター担当の今井寿氏
が、楽曲をボーカルの櫻井敦司氏へ送り、その旋律に基づき、櫻井氏が歌詞を書く。おのおのが独りひとり、伴奏を作りあげていくという珍しいバンドである。
その歌詞や楽曲と言うのは、普通のバンドが、描ける内容ではないような気がする。内心、こちら側も聴いて観て、ヒヤヒヤする曲もある。特にボーカルの櫻井氏は、自らの体験や時には、映画やおとぎ話を題材に苦戦して書いています。と、とある音楽番組で謙虚に語っていたが、彼らBUCK-TICKが奏でる音楽は、ノストラダムスの予言に近いダークネスな内容や男女が本当は、抱えるであろう深い愛の闇を美しく描いた作品が、ファンに取っては、胸に突き刺さる作品がほとんどである。櫻井氏が、作品にかけるテーマは、その時想い浮かんだ事を、苦戦しながら感で描くと言う。まぁ、あれだけの美貌であれば、女性からのラブコールが並半端な物ではなかったであろうが、しかし、櫻井氏が曰く、デビューして、20代で結婚し、独り男子を授かったが、後に離婚し、それから、12年間彼女も作らず、ひたすら、仕事に突っ走ったと、後に雑誌で語っており、実際、彼の男子は、成長し、小説家となり、芥川賞を受賞している。息子曰く『僕は、母からは、父の悪口を一回も聞いたことがありません。むしろ、今でも尊敬していると聞き、ある日、それが、櫻井敦司さんと知ったとき、僕はびっくりしましたが。。』と複雑な境地を語り、櫻井氏52歳の頃にラジオに親子共演をして、名字にさんずけして、お互い照れながら、ボソボソと語りあったとか。
櫻井敦司氏は、56歳になったが、本当に人の生き血を飲んでいるかのように、まるで変わらないバンパイアのようだ。『ロマンス』と言う曲は、まさしくバンパイアの世界観を見事に体現している。他のメンバーも歳を感じさせないので、恐ろしいロックミュージシャン達であるが、5人とも普通にちょっと内向的な人達であり、櫻井氏は、以外とお笑いが好きでよく笑うし、弱者に寄り添う思慮深い人間性と決して自分の美しさを認めているようなそうでないはないと言うような謙虚さも全てリスペクトに値してしまう。
私の心の神髄は、BUCK-TICKにあり、櫻井敦司氏の心構えをモットーに生きている感じがする。
しばらく、心の奥底に隠れていた。
しかし、また、櫻井敦司氏のことを神髄している。
何故だろう。。?
解らない。。

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