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ぼくらの農業はひとつひとつ丁寧に壁にぶち当たるスタイルです

いつの間にかもう6月末。決してスムーズではないけれど少しずつ農業が進んでいく。3月末から週に一回続けていたブロッコリーの播種も今日で最後。一番最初に蒔いたブロッコリーは花蕾ができ始め、そろそろ収穫だ。

スイートコーンとさつまいもの定植も完了。うまく行けばかなり大量の収穫になりそうだ。常に遅れがちになっていた野菜ハウスも幸枝さんの努力でなんとか誘引が完了し、スッキリとしてきた。トマト、ナス、ピーマンの収穫も楽しみだ。

ドドドドッとスイートコーン。畝間の草が恐ろしい・・・
ズバババッとさつまいも。ちょっとしんなりしてるけど、すぐに元気を取り戻すはず!
誘引が遅くなりすぎてごめんね、トマト、ナス、ピーマン

ハウスを歩いてふとナスに目をやる。

「あれ?このナス、葉っぱがかなりしおれているね」
「そうなんだよねぇ、病気かも・・・」
「え、そうなの?他は元気良さそうに見えるけど・・・」

楽しみにしていたナスに不穏な影が。大丈夫だろうか?

自体は急激に進捗を見せる。
「大学の先生からメッセージ来た」
昼食後スマホを見ていた幸枝さんがつぶやく
「やっぱり半身萎凋病かもしれない」

幸絵さんがInstagramに上げた投稿を気にしてくれた、彼女の大学の先生がメッセージを送ってくれたらしい。ナス半身萎凋病、本当にそうだったらけっこう深刻な病気だ。

全体的に見るとそれほどダメージを受けていなさそうなので、とりあえずは萎れが明確な葉っぱを取り除いて様子を見ることにした。

やっぱり接ぎ木苗じゃないとダメだったのかなぁ。

ぼくらの農業はひとつひとつ丁寧に壁にぶち当たり、ひとつひとつ学んでいる。もう少しスマートに進めるかと思っていたけれど、実際にどっぷりと取り組んでみるとなかなかそうもいかないものだ。

それにしても、ぼくらさいこうファームのことを気にかけて、いろいろアドバイスしてくれる人たちがいるのは本当に心強い。いつもありがとうございます!

noteを読んでくれてありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した3人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!

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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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