
露地レタス一号生に大変なことが・・・
か、か、かれかけている・・・!
火曜日、水曜日と2日に渡って定植した、我が家の露地レタス一号生。そのかなりの部分が「もう、からからですぅ・・・」と干からびていた。
「さてさて、レタスちゃんたちはどうしているかな?」シルバー(白い軽トラ)で2日ぶりに畑に乗1Qり付け、ワクワク気分でレタスに目をやる。一瞬にして、自信満々で提出した原稿が赤字だらけで編集から返ってきた時のような惨憺たる気分に。
ざっと見てみると、だいたい4分の1くらいが、「助けてぇ、水がたりないよぉ」と瀕死な感じ、そしてそのうちの一部は、「み・・、ず・・・・」と遺言を残して天に召されてしまったようだ。
「何がうまくいかなかったのか・・・」
もちろん、「この土地でも逞しく生きていく覚悟をきめたでぇ、大きくなるのをまっとってや!」といった感じで元気な姿を見せてくれているレタスもいる。何が違うのか。
瀕死のものと天に召されてしまったものに近寄って、よく観察してみる。
それらのレタスは、どうやら、マルチに引っ張り上げられそもそも畑の土から浮いた状態になっていたようだ。定植時には問題ないくらいに穴が空いていたように思えた。ところが、ピンと張ったマルチに開けた穴は時間とともに、両方から引っ張られ小さくなり、それにあわせてレタスの苗が持ち上げられてしまったようだ。マルチ下部の土をかき分けすぎていたのも良くなかった。
元気いっぱいなレタスも観察してみる。こちらは畑の土にしっかりと接地し、すでに根を伸ばしそこから水も吸収できている模様。定植後、今まで雨は降っていないがそれでも根さえ伸びれば問題ないようだ。
さて、原因は分かった。「レタスは空中では生きられない」という、当たり前の現実を再認識。今回の問題はマルチの穴あけ方法だろう。ビート補植用のクチバシの様な器具を使って穴を開けていた。それだとマルチの穴が小さい割に、マルチ下の土を大きくかき分けてしまうので、レタスの定植には不適当だったようだ。
次回は先端を潰して刺さりやすくした鉄管を使って穴あけをしてみようと思う。これならマルチの穴を開けても土をあまりかき分けないのでレタス苗の接地面積を広く取れるはずだ。
「ぐぬぬ、こんなところでミスをおかすとは。レタスたちよ、必ず仇を討つからな」
なにかに復讐を誓いながら、マルチ穴を広げ、まだ瀕死で持ちこたえているレタス苗を土に接地するように作業していくのだった。
復活しなかったところは、余っていた苗を植え直すかな。
いいなと思ったら応援しよう!
