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制作日記「コスメ部第21話掲載」

現在発売中のゲッサン3月号にて笹塚高校コスメ部第21話が掲載されております。よろしくお願いいたします。

本当だったら10日くらい前に制作日記を書く予定だったのですが、今月の〆切に追われまして、この時期になってしまいました。
というわけで、21話を描いてから1か月以上経ってるし、すでに次の22話の原稿も完成して「ヒャッホー!脱稿!自由人!おちんちん!」と1人喜んでいるところですので、21話のことなんて全く覚えておりません。何を描いたかな。

この冒頭の4枚は結構気に入っております。以前鹿猟を体験したんですが、その時に山の写真をたくさん撮っていて、今回その写真を元にスタッフに山をたくさん描いてもらいました。素晴らしい仕事ですね。
3P目「私のお気に入りの場所だよ」のシーンの謎にモヤがかかってる感じ。素晴しいです。

ストーリー的にはひと段落着く所に来ていまして、ここまでは考えてた通りに描けたんだけど、この後はどうしたらええんや?とノープランに戻ってきてしまった状態です。
しかし先ほどもお伝えした通り、もう次の22話の原稿は完成しておりますので、それでも何とかネームができて、無事原稿も完成したということでございます。
ノープランでも何かしら出るものだなぁと褒めてあげたいような、しかし漫画を描いていればノープラン状態はいつかはやってくるわけですから、その時に体の内面、丹田の底からチャクラを練り上げられなければ、やはり定期的に原稿を描いてそれで衣食住を保つのは難しいわけで、となるとノープランからネームができたことを別に褒めてあげることではないのかもしれません。
まあ原稿できてよかったです。お疲れ様でした。


吉田「サマータイムレンダ」にハマる。

〆切に追われてたと言いつつも、Netflixで配信されている「サマータイムレンダ」というアニメにハマってしまい、1日3話ずつくらい観ていました。
全25話。原作は週刊少年ジャンプの漫画です。

第1話を観て、正直「うーん、あんま面白くねーな。」と思ったので、そこからずっと観ずにしばらく過ごしていたのですが、時間が経ってから「そういえばこれ第1話観たな。」と思って2話目から観始めると、あれよあれよと止まらなくなり、重要キャラクターの1人である「南雲龍之介(南方ひずる)」が出てきてから、バチン!と音が鳴ったように、ハマってしまいました。(ヒギュアが欲しい。)
最後まで観て思ったことですが、第1話で「面白くない」と思ったのは、見事に「思わさせられて」いたのです。
最初の方はあからさまな「ラノベ的展開」といいますか、おっぱいやパンチラ描写があけすけに出てきて、設定も主人公が最初からやたら女の子に好かれてて都合がいいし、ただの幸せ野郎じゃねーかと思ってたら詩的な独白も多いし「おいおいこれは流石にきついんじゃねーか?今時こんな単純なおっぱいやパンチラで喜ぶと思っては困るよきみ。えっへん。」と思っていたのですが、第2話以降にはそれはそれは重厚なストーリーが隠されており、その侮っていた気持ちがあたかも合気道のように自分に返ってきて、その反動もありハマってしまったように思います。
この「あえて視聴者に舐めさせる」というテクニック。使ってみたい!(できないけど。)

ジャンル的に分けるならばタイムループものになるのでしょう。
先日「パームスプリングス」という映画も観て面白かったのですが、あれもタイムループものでした。
「恋はデジャブ」「バタフライエフェクト」「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」
まあそんくらいしか出てきませんが、結構好きなのかも知れません。あたくしタイムループもの。
一度は自分でも描いてみたい!と思いますが、このタイムループものには綿密な脚本が必須であり(多分。知らんけども)、「サマータイムレンダ」を見てても「こんなストーリーどうやって考えてるんだ??」とずっと思っていたので、僕の場合は18回ループしても無理な気がします。
でもいつかは挑戦したいなー。


あとはまあ基本的に日々憂鬱に過ごしております。
ネーム中は夕方ジョギングをしていたのですが、原稿が忙しくなると外に出ることもできなくなって、ジョギングもサボってしまっていたので、そろそろ再開しようかな。というところ。
あとは冷凍庫を2万円で買いまして、業務スーパーで食材を大量に買ってきて、切って冷凍庫にしまい、それで料理をするということをしています。
買い物に行く回数を減らすと無駄遣いせず、家計的にもやさしいのではないかという試みです。
冷凍のニンニクを削り、冷凍の玉ねぎをちぎり、冷凍の鶏肉をチンして、冷凍の青ネギを合わせて、めちゃくちゃうまいチャーハンができるのですが、凍ったものを料理するって全然面白くないんですよね。妙なディストピア感も出ますし、「ジャクリジャクリ」と凍った玉ねぎをまな板の上で切っていると「終末世界を生きているんだな。」という気分になってきてよくないです。
フレッシュな食材を「サクッ」と切ることも料理の喜びなのでしょう。
また一つ勉強になったことでした。

ではではまた来月お会いしましょう。



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