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Twitterですてきな出会いがあった(2020年6月23日)
ゆううつでなかなか布団から出られず。
Renta!で二ノ宮知子さんの『七つ屋志のぶの宝石匣』が1・2巻無料だったので読んだ。
二ノ宮さんといえば『のだめカンタービレ』が有名だけど、私は『天才ファミリー・カンパニー』がいちばん好き。
天才高校生・勝幸は、母の再婚により、野生児のような義理の父と弟と暮らすことになる。母の失職による留学断念や、クラスメイトの美少女・京子との恋愛あたりはふつうの高校生にもありえる出来事だが、天才ハッカーと香港マフィアの抗争に巻き込まれたり、アメリカの大企業・ボンバンドッグの日本法人を立ち上げたりする。
カテゴライズしにくい作品だけれど、家族ものでも恋愛ものでもなく、ビジネスものなんだと思う。高校生だった私がはじめて出会う「ビジネス漫画」で、ドはまりした。だから、ドラマ版がビジネス要素をカットし、恋愛に全振りしたのは残念だった。登場人物がみんな「天才」である意味がなくなってしまうので……。
二ノ宮さんの作品は、舞台となる業界を取材し、専門用語を交えて描写するのが特徴。『のだめ』は音大やオーケストラ、『GREEN』は農家、『87CLOCKERS』はオーバークロック。
そして『七つ屋志のぶの宝石匣』は質屋と宝石の専門知識が登場しまくる。宝石の世界はまったく知らないのだけれど、すごく面白い。
『マツコの知らない世界』みたいに、知らない沼を覗きこむのは楽しいな。
3巻以降は購入して読んだ。
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