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6月19日、一年前と今

毎日、手帳にその日あったことを箇条書きで書いている。日記のようなものだ。

一年前の6月19日の欄には、こう書いてあった。

悪筆!!

それは置いといて、cakesクリエイターコンテスト入賞のお知らせメールを受け取ったのは、昨年の今日だったらしい。

まだ一年しか経ってないの!?
もう一年も経ったの!?

相反するふたつの気持ちを同時に抱く。

そして、一年後の今日。このコンテストがきっかけで連載することになった『小屋ガール通信』が、本になった。

知らなかったのだけど、書籍って明確な「発売日」は存在しないらしい。

今日は、配本日(本が倉庫に入る日)。

都内の大型書店には今日の夕方に並ぶらしいけど、他の書店やAmazonでの販売開始には2日ほどかかる。店頭に置かれる日は書店によって違うそうだ。

Amazonでは6/21になっているため、note公式からのお知らせも6/21にしてもらった。


手帳と言えば、お恥ずかしながら、「叶えたい目標を手帳に完了形で書く」というのをやっている。

いつ書いたものかはわからないけど、昨年の手帳にはこう書いてあった。

・小屋ガール通信、書籍化。ヒットする
・書籍が映画化される

なんと大それたことを書いているのか。

だけど、とりあえず書籍化は叶ったので、ヒットと映画化も叶えばいいなぁ。

そして、新たにこんな願いも書き加えておいた。

・王様のブランチの『週間ブックレビュー』で紹介される
・オードリー若林さんに読まれて、感想をANNで言及される

もはや、願掛けというか妄想だ。

叶えられるように、少しでもこの本を広めたい。

というわけで、先週から宣伝活動を頑張っているのだけど、その甲斐あって2つの書店さんから本の注文をいただいた。

まさか書店員さんと直接やりとりできるとは思っていなかったので、DMいただいたときはすごく感激した。


この一年で、ずいぶんと行きたい方角に歩みを進めることができた。

noteという場所と、noteで応援してくれた皆さんのおかげだ。背中を押す手がなかったら、もうとっくに、歩くのを止めていたかもしれない。

だから、この恩は何かのかたちでばら撒きたい。

その方法がわからなくてもどかしいのだけど、何か、noteクリエイターを応援する活動をしたいと思っている(吉玉にしてほしいことがあったら連絡ください)。

イベントとかnoteでのお題企画も計画中なのだけど(note編集部にお願いしたらやっていただけることになった)、本の宣伝になるだけではなく、noteクリエイターさんにとってもメリットのあるものにしたい。

学びを得られるとか、作品を見つけてもらうきっかけになるとか。

……っていう気持ちも、一年前はなかった。

一年前はただただ、「自分が報われたい!」としか思えなかった。

誰かを応援したい気持ちが芽生えたのも、noteで得られた嬉しい変化だ。



おまけ

《サイン色紙を書かせていただいた書店様一覧》

MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店様
文苑堂書店 富山豊田店様
三省堂書店 名古屋本店様
ジュンク堂書店 難波店様
紀伊國屋書店 梅田本店様
本の森セルバ 岡山店様
喜久屋書店 倉敷店様
丸善 博多店様
書泉ブックタワー様
東京堂書店 神田神保町店様
明正堂 アトレ上野店様
ジュンク堂書店 池袋本店様
三省堂書店 池袋本店様
ジュンク堂書店 大阪本店様
紀伊國屋書店 新宿本店様
丸善 仙台アエル店様
Books cyan様
TSUTAYA 町田木曽店様


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吉玉サキ
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