肯定されることに慣れて自分を過大評価しかねない(2020年4月20日)
要潤の後輩になる夢を見た。
夢の中で、要潤に「ドラマ見てました!」と伝えた。本当だ。『ヒミツの花園』とか『流星の絆』とか。他にもあったはずなのに思い出せなくてうーん、うーんと唸った。
ヒミツの花園、すごくいいドラマだったよなぁ。
俗っぽさを悪いと思ったことがない。「俗っぽさ⇔高尚さ」「好き⇔嫌い」はまったく別ベクトルなので、俗っぽくて好きな作品もあれば、俗っぽくて嫌いな作品もある。俗っぽさは好き嫌いに直結しない。
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メールの返信をしまくる。
仕事以外の返信をついつい忘れてしまう(ごめんなさい……)。
私はnoteのコメント欄を閉じていて、通知もあまり見ない。Twitterの通知も切っている。そう言うと、noteで出会った友人は「吉玉さんは他人の評価に一喜一憂しないのがかっこいいね(大意)」と褒めてくれた。
しかし実際はもっと単純な話で、返信を忘れやすいから、「返信しなければいけないもの」の数を減らしているだけだ。脳のキャパシティが少ないの……。
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昨日書いた原稿を見直して、微調整。編集さんに送った。
エッセイのお仕事をいただくようになってもうすぐ2年。もともとサービス業(山小屋)出身なので、お客様に喜んでもらうことが好きだ。今は、読者を喜ばせるために書いている。
どうにも自分のために頑張れないたちなので、他者の存在しか働くモチベーションがない。
読者ファーストで書きますので、エッセイやコラムのお仕事があれば是非書かせてください!
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毎週月曜の楽しみ、cakesで連載中の『豆しばこつぶ』。大好き。
エッセイ(文章でも漫画でも)など、実体験をコンテンツ化するとき、「変わった体験してないと面白くならない」と言う人がいる。
私はそうは思わない。
だって、犬と飼い主のふつうの日常を描いた『豆しばこつぶ』はこんなにも面白いじゃないか。犬を飼ってる人は大勢いて、変わった体験はなにひとつ出てこないけど、作品としてとてもよい。作者の観察眼と表現力、感性が素敵だからだろう。
私は今のところ、「体験(ネタ)が変わったものじゃないと面白くならない」と言う編集者に会ったことがない。むしろ「もっと読者が体験してそうなネタにしてください」と言われることすらある。
変わった体験をしてる人より、ありふれた体験を面白く書ける人のほうが求められている。
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新規のお仕事をいただく。やったことないジャンルでワクワク。楽しんでもらえるよう、私も楽しんでやりたい。
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この日記を定額マガジン(架空の犬をなでる日々)にするべく、申請をした。無料で読めるのも今だけですぜ……。
有料にしたら、自分が調子に乗りそうで怖い。
「自分に肯定的な人しかいない場で発言する」って、本来とても怖いことだ。私が間違っていたとして、真正面から正してくれる人がいないかもしれないから。
私は愚かなので、称賛と批判のバランスが崩れると、肯定されることに慣れて自分を過大評価しかねない。油断しないよう律していかねば。
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ラジオトークというアプリで、2分くらいのお喋りを録音して配信してみた。
滑舌悪いし、トークもめちゃくちゃ下手。やっぱり文字が向いてるな~。
でも、楽しかったよ。
【お知らせ】
この日記ですが、2020年4月23日ぶんからはマガジン『架空の犬をなでる日々』に収録されます。引き続き読みたい方は、こちらをご購読ください。
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