【新型コロナ発症39日目】コロナとの長い戦いを終え、ただいま!我が家
11月17日(火)一般病棟4日目→退院
抗生剤の点滴は昨日で最後となり、腕から点滴据置針が抜かれた。
あちらこちらに内出血の跡はあるし、痛みは残っているが、解放された気分だ。
昨日は帰れるという気持ちが昂り寝付けかったので、眠剤をもらって飲んだ。良く眠った。
朝は良い天気で、影絵のアルパカ(挿絵の通り)が挨拶してくれた。
指のしびれと感覚障害については成形外科、
脛や足の甲の湿疹は皮膚科の各々のかかりつけ医に紹介状をもらった。
また、担当の先生の診察も来週に予約した。
その時に、肺のレントゲンと血液検査、そしてお願いしていたインフルエンザの予防接種をやる運びとなった。
次は、ここの精算だ。
県の医療施設からは、甚平のリース料の請求書が届いていた。
また、住民税の総所得割額が高い方には、最大2万円の一部負担があるらしい。
隆二には、負担金の請求が日割りであったそうだ。
また、新型コロナウィルス感染症の入院治療に要する医療費について、必要な費用は公費であるので患者の負担はない。
しかし、今回の僕のように、コロナ感染から一般病棟にうつると、健康保険の適用となり、医療費は3割が個人負担となる。
手術などで医療費が高額になったときは、一定の金額を後で払い戻される。
個室のいわゆる差額ベッド代は、全額個人負担となるが、今回のように明らかに病院都合の場合は、事務方と相談すると良さそうだ。
午後1時半、嫁さんが車で迎えに来てくれた。
そして、ついに、約1か月ぶりに、僕は家に帰った。
これまでの入院で家族にえらい迷惑をかけた。
家族、そして友人や周りの皆に謝り、励ましてくれたことに感謝した。
家に帰ってきて、1か月ぶりの湯舟に浸かり、ついついお祝いでビールを350缶の半分だけ飲んだ。
ビールの味は、昔々の大昔のわかーい頃に初めて飲んだときのように、苦く、おいしさが感じられなかった。
ややもすると、酔いが急に回ってきて、立っていることができずにベッドに倒れ込んだ。
嫁さんからは
「先生にアルコールを飲んで良いのか聞いていなかったの!?聞いてからにして!」
と怒られ、しばらくアルコールはお預けとなったのだ。
35日もアルコールが切れると、毎日、飲んでいたのが不思議なくらいアルコールが抜けた。
これも 新しい生活様式かと一人合点した。