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今年1年、凄いことがあった!


想像もしない1年に

今年は、私にとって大きな転機になるような出来事がたくさんありました。
全国TV放送からはじまり、その取材場所である、「道の駅阿寒丹頂の里」を管理する阿寒観光振興公社の営業部長に就任されたり、ひがし北海道つぶ貝本舗でお土産用商品を販売したり、㈱マルカツ吉田新聞店の50周年企画があったり、商工会議所青年部の北海道ブロック大会釧路大会で実行委員長やったりと、色々と案件がモリモリでしたが、過去の自分年表では想像しなかった1年となり、来年に大きく飛躍するための1年となりました。これからのためにも様々振り返りながら綴ってみようと思います。

2013年からの2040年までの予定カレンダー

1月 全国TV放送

2024年、年はじめに、秘密のケンミンショーで釧路のフレンチドックに砂糖をかけるというネタが紹介されました。釧路商工会議所にテレビ局から電話が入り、撮影をしたいが、釧路市内で常時販売している場所があまりないとの事。コンビニにも販売はあるが、地元感がないということで、常時販売している道の駅阿寒丹頂の里で撮影が決定。阿寒にパイプのある私に連絡が入り、出演OKのメンバーを招集して撮影に挑みました。私自身もフレンチドッグのネタを1時間くらいトークしたのですが、トークは全部カットで、食べているところだけが映りました。自身のトーク破壊力の無さを痛感しました。

ジレンマも...

トークカットも残念だったのですが、もっと残念というか、ジレンマがありまして、道の駅阿寒丹頂の里は、㈱阿寒観光振興公社が運営していて、赤いベレーやツルセンターなど様々な施設も運営している施設です。そして、道の駅自体はあまり広い施設ではありません。実はそこに、JAさんが間借りして農協関連商品やソフトクリーム、軽食などを販売しています。その軽食の中にフレンチドッグ砂糖かけがあったのです。しかし、JAさんはあくまで農協商品のPRがメインなので、TV出演をきっかけに、フレンチドッグを思いっきり宣伝や販売をしようという意思はなく、せっかくの全国放送の翌日だったのにショーケースがスカスカというなんとも歯がゆい事態となりました。これは、誰が悪いとかでは全然なく、組織や仕組みの問題ですので、こういった課題を今後どう解決していくか?が発展の鍵にもなってきます。

チャンスをものにする街に...。

フレンチドッグの砂糖がけは、全道でも様々な地域が販売していますが、以前釧路が一番最初に発展したという新聞特集を組まれたり、こうして釧路が全国で取りあげられたりしたら、やっぱり、色々なところで、販売したり、様々なアレンジやPRして、食文化を醸成していかないと、発展はないよな~とか、様々なことを考える結果ともなりました。

道の駅に携わる事に

そんな様々な想いもある中、
道の駅阿寒丹頂の里を運営する㈱阿寒観光振興公社の営業部長になって欲しいとの打診がありました。この打診は、いきなり来たわけではなく、色々と行動した結果なんだと思います。㈱マルカツの創業地で新聞販売を行っていた阿寒地域に、スーパーや飲食店がどんどん無くなり、衰退していく中、なんとか活性化に寄与できないか?と、2022年に阿寒丹頂の里活性化協議会を立ち上げて、道の駅を中心に阿寒町の活性化を図る企画を行なっておりました。阿寒町行政センターの皆さんも、同じ想いがあり、結果的に、私に白羽の矢が立ちました。

振興公社にもジレンマが...。

振興公社は第3セクターとして、様々なルールや制約がある中で運営しなければなりません。もちろん現状の従業員も一生懸命やっていますし、良いところもたくさんあります。ただ、全国の道の駅が様々な改革を行い、脚光を浴びる中、市民(町民)の期待も膨らんでいるのは感じていましたし、私もその一人でした。ただ、いきなりイノベーションを起こすのは難しく、まずは色々な方とコミュニケーション取ったり、自分なりに改革の案を提示しております。船井総研さんもコンサルに入って、だんだん良くはなってきていると思いますが、やはり民間の株式会社とは違い、大胆に投資を行い、活性化していくという制度設計になっていないので、今後様々な協議が必要になってくると思います。

第三セクターとは、日本の地方公共団体が出資している一般社団法人・一般財団法人・会社法法人を指します。総務省では、地方住宅供給公社・地方道路公社・土地開発公社の「地方三公社」と共に、これを『第三セクター等』と呼んでいます1第一セクターと第二セクターが共同で組織した事業主体のことを指すことが多いです

https://visionwork.co.jp/business/ta/6066.html

バードフェスの開催

私が就任した時にまずお願いされたのが、様々な施設の営業と、国際ツルセンターの発展でした。現振興公社の社長もタンチョウ人工給餌発祥の地であることを売りに道の駅を発展させたいとのことでしたので、まずはツルセンターの改革が急務でした。私の祖父も初代阿寒タンチョウ愛護会会長でしたし、使命感もありました。ただ、冬は野生のタンチョウが餌を求めに飛来してくるのですが、夏場はケージ飼育のタンチョウがメインで、来場者も落ち込むことから、何か戦略はないか?と考えていました。そんな中、会議で館長の河瀨さんから、夏場も130種類の野鳥が観察出来るスポットだと言うことを教えてもらいました。行政も入った会議の中で、阿寒町本町をバードウォッチングの聖地にしようということになり、
初のバードフェスを開催することとなりました。

第1回 阿寒バードフェスティバルのチラシ

鳥の観察数を競うバードソンや早朝バードウォッチングを開催したり、バッジやTシャツなども作成し、ブランド力を高めたりしながら、5年で全国規模のバードフェスになることを目指しております。

指定管理者競争入札

道の駅阿寒丹頂の里の施設管理は、競争入札で決まります。正式には、『釧路市阿寒町サイクリングターミナル関連施設(11施設)』となっており、この11施設管理を5年間に渡って行う指定管理者を選定するものです。振興公社であっても、民間企業やその他団体などの競合が現実的かつ発展的なプレゼンを行えば負ける可能性もあります。今年度が指定管理の最終年度となっており、10月に競争入札における選定会開かれました。私も阿寒観光振興公社の一員として、原稿や資料を作り、プレゼンを行いました。
12月に見事、選定されたとの知らせが舞い降りて、2025(令和7)年4月1日から2030(令和12)年3月31日まで、指定管理をすることとなりました。

地域をマルっと活性化に向けて

今年、株式登記50年を迎えた㈱マルカツは、スローガンを『地域をマルっと活性化』に変更しました。今後はマルカツグループとして、新聞販売業以外にヘルスケア事業を行う㈱マイシーやカフェ事業、地域ブランド事業を行う合同会社クシロバコのノウハウを存分に活かしながら、道の駅事業も手掛け、地域商社として、阿寒町本町、釧路市内、そして、ひがし北海道を活性化できればと思います。

マルカツグループ50周年広告

㈱マルカツ50周年の企画やクシロバコ商品、YEGのブロック大会については、また後日綴ろうと思います。




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