今年も釧路ヒアガーデンはじめます。(大幅リニューアルで)
釧路のヒアガーデンとは?
2012年8月1日より、釧路商工会議所青年部が主体となって
①中心市街地の活性化
②冷涼な気候を活かした市街地観光促進・魅力発信と賑わい
③釧路商工会議所方針(信頼される会議所・親しまれる会議所・行動する会議所)の実践を目的に
釧路栄町公園で第1回釧路すえひろヒアガーデンが開催されました。
8月の最高気温の平均が21℃という涼しさを活かし、毛布やジャンバーを貸し出したり、地酒福司の熱燗を提供したり、様々な催し物も行いながら
毎年開催され(2020年、2021年は1日限定開催)昨年で第10回目を迎えました。
今年は大幅リニューアル
今年の開催には、実は賛否両論ありました。釧路商工会議所青年部メンバーの負担感や、繁華街との連携不足など、昨年の10回目を区切りにして、開催しないという選択肢もありながら、今年どうするか?
会長の私に委ねられました。
ヒアガーデンのネーミングの変遷
ヒアガーデンの始まりは、実は真冬でした。釧路商工会議所青年部が、2011年、釧路のリバーサイドで行ったイルミネーション事業で、私が当時LOVEくしろ委員会の委員長で、真冬にビールや熱燗やホットワインを販売した時にヒヤ(冷)ガーデンと名付けました。
この名は、福司酒造の梁瀬君が、日本酒で乾杯のギネス世界記録をつくる『冷ガーデン』をしたいと言っていたので、その名前を拝借してヒヤガーデンとつけました。
それを当時の会長が、気に入ってくださり、夏に開催することになったんです。
そしてヒヤではなく、ヒアとなり、釧路すえひろヒアガーデンになりました。
なので、私はこのヒアガーデンに思い入れが強く、10回も続いた事業は文化として根付きつつあるし、バスガイドの教本に載るくらいまでに成長しています。
今後はこれをさらに昇華させていきたいと思ったんです。
新たな釧路ヒアガーデンの目的
そこで、このヒアガーデンを釧路市民も巻き込み全体で盛り上げたく、新たな目的も加え、new釧路ヒアガーデンとして開催することになりました。目的は以下になります。
釧路のシビックプライドの低さ
私がシビックプライドの醸成を目的にしたのは、若者の街への誇りの無さでした。こちらのグラフは少し古いですが、釧路市民2,946人に行ったアンケートで、「釧路市に愛着や親しみを感じますか?」の問に『とても感じている』と回答した人が、全体では31%が感じると回答したのに対し、20代は19%しかいませんでした。私の若い頃はデパートもあったし、オープンテラスのバー(ハリウッドカフェ)とか、クラブとか繁華街に活気がありました。なので、都会には出たいと思っていましたが、同時に月日が経てば帰ってきても良いとも思っていました。ただ、今の釧路は様々な産業も衰退し、コロナで尚更、街に活気が無くなってしまいました。なので、今も若い人は釧路に誇り(シビックプライド)は抱けていないと思っています。
雰囲気のあるリバーサイドで街に誇りを!
釧路ヒアガーデンは今年、会場をリバーサイドに移します。最近は幣舞橋のライトアップやcool KUSHIROのモニュメントなど、リバーサイドエリアがとても素敵になりました。そこで、私達もリバーサイドでオシャレな雰囲気を演出したヒアガーデンを開催し、都会っぽいオープンテラスで飲むことが釧路の若者のプライドにつながれば良いな~!と思っています。
世界三代夕日や、幣舞橋・花時計・毛綱毅曠さんの建築であるキャッスルホテルやライトアップされた旧日銀などを眺めながら、瓶ビールなどを片手にドラム缶のテーブルで、美味しい釧路の料理で乾杯する事は、若者だけではなく、大人も釧路に誇りをもてるのではないかと思っています。
今年のヒアガーデンスローガン
釧路市民みんなで創るヒアガーデンを!
今年は、全て思い描いたヒアガーデンになるかはわかりませんが、様々な人を巻き込みながら、釧路市民皆で創り上げるヒアガーデンにしたいと思っております。来週より、前売りチケットの販売や、協賛企業の募集(ドラム缶協賛)、イベント出店者の募集、イベントスタッフ(有償アルバイト)の募集などを急ピッチで進めます。
絶大なご協力お願い致します。
そして、大人たちが夢を描き失敗を恐れずにチャレンジして
釧路の若者のプライドを皆で高めましょう!
そして、スローガンにある通り、
「何回だってしよう。カンパイを!」
『釧路人は、やっぱり、カンパイから輝きを取り戻す!』
をお酒を飲みながら私と夢も語りましょう!
最後に
釧路ヒアガーデンでは文化的、経済的発展も目的にしております。私も、クシロバコとして、つぶ貝を軸に商品開発や観光メニューを育てて行きたいですし、それぞれが自分の仕事と結びつけながら、ビジネスの種も蒔いてほしいと思っています。
再び、釧路を輝く街にしましょう!