DXと人間とブランディング〜強みを活かす〜手段を目的化させない
こんばんは。吉田隆行です。
僕は昨日13時から18時15分迄休憩なしでwebでの『DX CAMP2022 for 地方企業リーダー』と言うイベントに参加しました。
その中で橋本徹元大阪府知事、大阪市長が東京のテレビに出ているコメンテーターの言う事を聞くな。東京の真似をするなと言われていました。
なぜなら、地方は地方の独自性が強みとしてあり、その強みを活かすべきで、また他の地方の独自性を真似ても自分の地域には適合しない場合があるからだと言われていました。
このことは、まさに僕がいつも言っているブランディングそのままであり、個人にも当てはまることです。
他の人の真似をしても、その方法はその人の特性や環境に適していただけで、自分には当てはまらない事が多々あります。
人の真似をするのではなく、自分にしか出来ないこと、自分の特性をさらに伸ばし強めていく方がアイデンティティを高め、選ばれる理由となります。
ちなみにDXとはデジタルを使って変革することです。
DXが目的ではなく、あくまでもツールであって、最終的にはマンパワーであると言う共通認識がこのイベントの複数の登壇者にありました。
僕も、この意見には賛同しました。
手段が目的化することは個人、組織を問わず起こり、本末転倒になる場合があります。
デジタルを使うのは人間であって、作業や意思決定の効率化させるためにデジタルツールを使うので人間ありきです。
この議論は、ME化された時にもなされ、「労働の人間関化」として経営管理論では研究テーマとなっていました。
つまり、機械化やオートメーション化する事で労働が単純化されたり、雇用問題にも関わる問題でした。
また、脳科学の分野でもAI(人工知能)で同じ様な問題提起がらなされています。
人間の幸せのためにデジタルを使い、便益化する。
僕は、その本質を見誤っていけない様に思いました。
今やデジタルは必要なものだからこそ、僕はどの様に使っていくかが大切な様に思います。
まずは、人間ありき。
僕は、そう思います。
今日も、お読み頂きありがとうございます。
今日も、あなたに幸せが訪れますように!
写真は、神戸三宮にある生田神社と隣接する歴史的な生田の森です。
人と組織の専門家
問題発見・解決コンサルタント
起業サポートプロデューサー
自分ブランディングプロデューサー
吉田 隆行