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休憩の取得の仕方のルールとは

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具体的な休憩の取得の仕方のルールを決めたほうが良い

 リモートワークでは、人の目を気にしなくて良いという気楽な面があるかもしれないです。
 その反面、仕事への集中力だけでなく、休憩をしっかりとろうという動機も奪っている可能性があります。
 自宅で仕事をしているからこそ、意識的に休憩をとることが肝心です。
 その場合、具体的な休憩の取得の仕方のルールを決めたほうが良いです。

休憩を「小さな休憩」と「大きな休憩」の2種類に分けよう

 先ずは休憩を「小さな休憩」と「大きな休憩」の2種類に分けてみましょう。
 「小さな休憩」は3~5分ほどの小休憩である。
 椅子から離れてお茶を飲んだり、ストレッチをしたり、遠くの景色を見たりしてリラックスタイムをはさむイメージです。 
 この「小さな休憩」を20~30分ごとに5分間取りましょう。

2~3時間に1度は20~30分間の「大きな休憩」を取り入れよう

 そして2~3時間に1度は20~30分間の「大きな休憩」を取り入れます。「大きな休憩」は午前中に1回、午後に2回程度が目安です。
 「大きな休憩」では、天気がよければ、外に出て日光を浴び、木や花などの自然に目をやるのが良いです。
 好きな音楽を聴く、眼を閉じてボーッとするなどもお勧めです。

【参考】西多昌規(2021).『リモート疲れとストレスを癒す「休む技術」』.大和書房