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物事に「執着」しない

こだわりは時に「執着」となる

 継続することは大事だが、こだわりは時に「執着」となります。
 たとえば、幸せになるためにはお金が必要だと考え、自己啓発セミナーに通い、ネットワークビジネスにはまり込んで他人を勧誘するようになってしまう……というようなことは「執着」です

目的達成のためには手段に執着しない

 目的達成のためには手段に執着しないのが良い拘りです。
 例えば、老舗の和菓子屋は、昔ながらの味のために製法にこだわるところも多いが、時代によって、季節によって、天気によって、必要な変化を受け入れています。

人間も、環境に合わせて臨機応変に対応できる者が生き残ってる

 人間も、環境に合わせて臨機応変に対応できる者が生き残っていきます。大切な場面で柔軟に判断できるからです。

拘りがいつしか「執着」になり、自分も周りも腐った

 拘りがいつしか「執着」になり、自分も周りも腐ってしまいました。
 そういった組織や企業が日本にはたくさんあります。

結論 下手なこだわりはムダな努力、こだわりを捨て、発想や思考や行動を自由にすべき

 下手なこだわりはムダな努力です。 
 こだわりを捨て、発想や思考や行動を自由にすべきです。

【参考】成毛眞(2014).『このムダな努力をやめなさい』.三笠書房