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シングルにとってコミュニティーの存在は重要

『結婚はプロジェクトマネジメントである』という本を出版致しました!よろしければどうぞ!

 【「議論メシ編集部」とは】


 多くの議論メシメンバーが世に向けて文章を書いている事が分かり、皆でお互いの文章を褒めあって、「隠れた才能を発掘しよう」というコンセプトの元生まれました。

【編集部のモットーとは】

1「隠れた才能を発揮しよう。」
2「まず、やろう。」
3「弱い者が集まると死ににくい」
 特に「弱い者が集まると死ににくい」をモットーにしており、無料のコミュニティにしております。
 もっと楽しみたかったらお金を少し頂いて、本やnoteを読んだり、私と出版に向けて頑張ったり、ディスカッションしたりしています。

恋愛や結婚目的以外のシングルコミュニティーも増えている

 私が定義する弱者は「障碍者」や「無職の方」等を指します。マイノリティという意味では「独身」の方を含めています。
 このように世界では、恋愛や結婚目的以外のシングルコミュニティーも増えつつあります。
 たとえばスウェーデンで結成された「フィロス」という協会は、食事の機会やイベントなどを通じ、シングルたちの親しい関係をサポートしています。
 このようなコミュニティーは、パートナーを見つけるためではなく、社会的ネットワークを築きシングル同士の交流を助けるためにあります。

シングルの人たちの社会的な権利を求める運動をするグループもある

 また、シングルの人たちの社会的な権利を求める運動をするグループもあります。
 彼らは医療、住宅、税制など法的、社会的な問題における平等を求めて活動しています。

結論 シングルにとって、コミュニティーの存在は重要

 シングルの方たちにとって、コミュニティーの存在はとても重要です。
 何らかのコミュニティーに属しているということはウェルビーイングに良い影響を与え、寂しさや孤立の低減に繋がります。
 マイノリティーの人たちがコミュニティーに所属することで利益を得られるように、これまで差別的な扱いを受けていたシングルの人たちにとっても、コミュニティーは重要なものとなるでしょう。
 私は「人類全員1つのコミュニティ」を運営しているのが、一番孤独や食いっぱぐれを防げると思います。

今までのまとめ 多様な生き方の選択肢としてのシングル

 結婚していることとより高い生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)とのあいだには、少なくとも部分的な因果関係があることは研究によって示されています。

私達はいずれシングルとして生きる

 しかし、自らシングルとして生きることを選択するにせよ、離婚や死別で意図せずにシングルになるにせよ、私達がいずれシングルとして生きることは避けられない事実です。 シングルの人たちはどんどん増えています。
 人々の「幸福の追求」が不可侵の権利であるのならば、制度上の不平等も見直されなければいけません。
 女性の権利や性的マイノリティー、様々な民族を認める方向に進歩した社会が、結婚していてもしていなくても、自分なりの生き方で幸福を追求できるようになるまでは、あと一歩進む必要があります。

【参考】エルヤキム・キスレフ舩山むつみ(訳)(2023).『「選択的シングル」の時代』.文響社