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「やりづらい人」を動かすために

自分のクセと相手のクセを理解する

 8タイプそれぞれに視点、思考、行動のパターンが異なるゆえ、相性の悪い組み合わせも存在します。

相性が悪いタイプと一緒に仕事をすると思うような成果が得られにくい

 相性が悪いタイプと一緒に仕事をすると、コミュニケーションにおける問題が多く生じるため、思うような成果が得られにくいものです。

「自分のクセを知ること」・「相手のクセを知ること」が重要となる

 相性の悪さを克服し、成果に結びつけるためには、
①「自分のクセを知ること」
②「相手のクセを知ること」が重要となります。

 自分と相手がどのタイプに属するのかを把握することで、自分と相手の違い、そして相手の関心事や優先順位を理解できるようになります。
 すると、それまでは許せなかった相手の言動を予測でき、許容できるようになるものです。

相手とのコミュニケーションにおけるコツを知る

 互いのタイプを把握していれば、衝突を避けることができるうえ、相手を誘導するようなコミュニケーションも可能となります。
 実際、相手の強みを認めたうえで視点、思考、行動の切り替えを促すような声かけは非常に有効です。

相手のタイプをさらに細かく把握する

「やりづらい人」とうまくやっていくためには、相手を誘導するコミュニケーションに加え、さらに一段階細かく相手のクセを把握することも有効だ。細かく見ていけば、先に述べた8タイプ分類の中で、さらにいくつかのタイプに枝分かれしていることがわかります。

 先ず「視点」の観点にしても、さまざまに分類出来る

 例えばミクロ視点でいえば、ミクロ視点から入ってそのままミクロ事象を分析するタイプと、マクロへと視点を広げるタイプがいらっしゃいます。 同じようにマクロ視点型にも2種類おり、
①マクロ視点から入ってやがてミクロ視点へと移行するタイプ
②そのままマクロ事象を分析するタイプ

がいらっしゃいます。
 同様に「思考」「行動」についても、さまざまに細かく枝分かれしています。

【参考】秋山進(2018).「職場の「やりづらい人」を動かす技術」.KADOKAWA