振り返りと手放し
1日、1週間、1カ月ごとの振り返りがお勧め
目標達成に近づいているかどうかを振り返り、次のプランニングをするための時間をセットで確保しておきましょう。
1日、1週間、1カ月ごとの振り返りがお勧めです。
夜寝る前、もしくは目標達成に向けた取組みの最後に進捗をチェック
夜寝る前、もしくは目標達成に向けた取組みの最後に進捗をチェックします。
予定通り進んでいれば、次の日やることをチェックするだけで良いのです。
スケジュールとタスクは前日のうちに決めておくのがベスト
朝は脳が活発に働く時間のため、スケジュールとタスクは前日のうちに決めておくのがベストだです。
1週間の振り返りは日曜日の夜までに行おう
1週間の振り返りは日曜日の夜までに行いましょう。
今週のタスクが計画通りに進んだか振り返り、次週のタスクを確認します。
バッファ時間を取って余裕を持ち、見積もり時間をより正確にしていくことを意識しよう。
自分の時間と未来について集中して向き合うよう勧める
1カ月ごとの振り返りは、余計な情報を入れないよう、パソコンやスマホをオフにして、自分の時間と未来について集中して向き合うよう勧めます。
自由に想像し、ノートに殴り書きをすると思わぬアイディアが生まれます。EvernoteでもGoogleカレンダーでも良いです。
取り組めなかったタスクは、「やらない」と判断して手放すことも重要だ。効果の高くない業務は「捨てる」、部下の育成になる業務は「任せる」、最初から完璧を目指していた業務は「緩める」といった「捨てる・任せる・緩める」の視点をもち、手放せることはないか考えましょう。
目標達成に効果的な手帳の使い方
目標達成のための計画を、アナログで書き出すことを著者は勧めます。
手書きのメリットは記憶に残りやすいこと、自由度が高く書きながら思考を整理できることにある。
以下のようにデジタルツールと使い分けると両方の長所を活かし行動促進に繋がります。
①ノートでアイディア出し
②手帳で中長期計画
③デジタルでタスク管理
これまで手帳はスケジュール管理やタスク管理をするために使われていたが、これからは自分と向き合い、限られた時間で夢を実現するプランニングをするための手帳に変わっていくでしょう。
作者は大学生の時から時間の使い方を意識し、Googleカレンダーを使って時間と感情に向き合ってきました。
子どもの頃から自分にとって「楽しいこと」「心地良いこと」を選び、それに多くの時間を割いてきた
作者自身、子どもの頃から今に至るまで自分にとって「楽しいこと」「心地良いこと」を選び、それに多くの時間を割いてきた。自分でその時間を選んできたということが、生きる楽しさに繋がります。
時間の体質によって、人生の豊かさは変わるのです。
【参考】吉武麻子(2023).『目標や夢が達成できる1年・1カ月・1週間・1日の時間術』.かんき出版