『もじ イメージ Graphic 展』に行きました! 23 議論メシ編集部 2024年2月28日 20:30 文字が好きだ。ということで『もじ イメージ Graphic 展』に参りました! 近代のグラフィックデザインの歴史を探りながら、コンピューター上で出版物や印刷物のデータ制作の多くの過程を行うことが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解く展示されています。 夜の六本木ミッドタウンの雰囲気が大好き! 迷わずに済む順路も良い 六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解く展覧会「もじ イメージ Graphic 展」が開催されている。 いらっしゃいませ 本展の大きなテーマのひとつは「日本語的なヴィジュアルコミュニケーション」。展覧会冒頭のディレクターメッセージでは、3名の真面目なテキストに絵文字がふんだんに差し込まれた「エモVer.」が用意されている 特にDTP(Desktop Publishing)と呼ばれる、パソコン上で出版物や印刷物のデータ制作の多くの過程を行うことが主流となった90年代以降のデザイン表現にフォーカスされている。 もっとも広いギャラリー2の会場は「テクノロジーとポエジー」「造形と感性」「メディアとマテリアル」などの13のテーマで構成。デザイン雑誌や分厚いデザイン年鑑の内容があちこちに展開したようで、デザインされたポスター、書籍、グッズ等の実物を間近で見ると、紙の質感や加工まで、デザイナーのこだわりが随所に感じられて楽しい。 こういうカッコ良い本の表紙をこれからも作っていきたい。気が向いたら自分の作品でも見てやってください。https://www.daasdiscussion.com/ 「日常あるある」の映像もあった。 美しいものを観て死にたい 本展ディレクターの後藤様は本展について「世界から日本のグラフィックデザインを見たとき、黄金期は50〜80年代ととらえられがちです。90年代以降、内向きになる日本と海外のデザインを並行して見せるなど、広い視野でのグラフィックデザインの展示をやりたかった」と話す。 美しいポスターも作っていきたい。 本コーナーで紹介される一部のグラフィックデザイナーの作品はデザインのみならずアート、消費社会、日本戦後文化などの文脈で多岐にわたって言説化されてきたが、ギャラリー2で展示される90年代以降のグラフィックデザインはどのようなかたちで伝播していくのだろうか? 本展は展覧会というかたちでその糸口を示す意欲的な展示になっていた。 Hiphop系のタイポグラフィ こういうグッズも作っていきたい。 最近観た展覧会で一番良かったです! #イメージ #展覧会 #文字 #六本木 #タイポグラフ #21_21DESIGNSIGHT #六本木ミッドタウン #もじイメージGraphic展 23