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孤独は最大の敵である

【「休む力」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

孤独感と早期死亡率は強い関連性がある

 ひとりでいるのは気楽なことだが、孤独はメンタルを脅かすものです。
 そのことはよく分かります。
 また、孤独が健康や寿命、幸福度にとっていちばんの敵であることは多くの研究で実証されています。
 孤独感と早期死亡率は強い関連性があります。

孤独を和らげるのに役立つのが、「話す」「書く」こと

 孤独を和らげるのに役立つのが、「話す」「書く」ことです。
 正直この活動で大分寿命が延びています。有難いです。

 自分の考えや悩み、思いをいったん外に出すのは、想像以上に有効な手段だ。

職場やチームへの「帰属意識(sense of belonging)」や「愛社精神」を持つことはメンタルヘルスにも好影響を齎す

 また職場やチームへの「帰属意識(sense of belonging)」や「愛社精神」を持つことは、生産性を上げるだけでなく、メンタルヘルスにも好影響を齎すことが報告されています。
 オンライン会議では、会議前後に雑談の時間を取得するようにしましょう。
 メンバーの組織への帰属意識を高め、孤独を和らげる効果が期待出来ます。

 さらに、グループミーティングでは個々人の不満がたまりやすい。「1on1ミーティング」を活用してメンバーのメンタルヘルスを守るようにしたい。です

家族関係を損なわないための三原則

  リモートワークに関して、最大のイライラ要因が「家族」というケースもあります。
 仕事中に子どもが騒ぐ、掃除機、洗濯機などの家電の音がするといったことがストレスの原因になっています。

1つ目:家族にリモートワークの予定を共有しておくこと

 著者はリモートワークでも家族関係を損なわないための三原則を紹介しています。
 1つ目は、家族にリモートワークの予定を共有しておくことです。
 重要なスケジュールだけでも伝えておくと、家族も配慮しやすくなります。

2つ目は:分担する家事の量を増やすこと

 2つ目は、分担する家事の量を増やすことです。
 家族からすると、リモートワークの人は、家にいて時間がたっぷりあるように見えます。
 そのため積極的に家事を担い、家族に不快感を与えないようにしたいです。

3つ目:家族といっしょにいる時間を少なくすること

 3つ目は、家族といっしょにいる時間を少なくすることです。
 一緒にいる時間が長ければ長いほど、喧嘩の種になる行き違いが生じやすい。カフェやコワーキングスペースを利用する、あるいは週に一度でも職場に行くなどすると良いでしょう。

【参考】西多昌規(2021).『リモート疲れとストレスを癒す「休む技術」』.大和書房