無駄な努力はやめなさい

2025年2月19日 06:00

【「無駄な努力はやめなさい』」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

世の中は「ムダな努力」で溢れている

　昔からよく言われる精神論で「努力が必ず報われる」というのは、戦後日本が復興に向かっていた時期や高度経済成長期には真実だったのかもしれません。

　しかし、これ以上豊かになれないほど豊かになってしまった現代の日本で、大人が子供に以前のとおりに夢や希望を持つように言うのは間違いです。
　世の中のルールは以前とは違ってしまっているのです。「現実」を理解させ、その中でいかに生きていくかを教えるべきです。

　今の時代、「根性」でやることの大半は無意味です。
　ダイエットすら、厳しい運動や食事制限なしに出来ます。脂肪吸引など様々な方法があります。
　スポーツも科学的に研究され、負担なく筋肉を増やせるようなトレーニングができるようになっています。

　作者はアーリーリタイアを目指して若いときはがむしゃらに働きました。
　残念ながら日本企業は年功序列で給料が決まるため、若いときいくら働いてもありあまるほどの給料をもらえるわけではないという仕組みに気づきました。
　勤続して年収を上げ続けるのが如何に難しいか。

　日本企業で働くなら、細く長く働けるように、エネルギーを温存しておくのが賢いです。

　とはいえ、20代は必死に働いたほうが仕事はできるようになるので、結果として出世コースに乗って将来に繋がるかもしれません。
　但し、30代や40代になってからは、奮起するよりも組織の中で長く生き残る道を考えたほうが良いです。

　最小限の努力で成功できる近道を知り、如何に賢く自分らしく、面白く生きるかを考えるのが頭のいい生き方です。

　戦後の日本は民主主義教育の影響もあり「いい人」が好まれるようになりました。
　万人受けする人がメディアでもてはやされ、お人好しの善人ばかり登場する作品が流行しました。　

　しかし、今の時代は「良い方」には何のメリットもありません。
　良い方とは無能の代名詞であり、クビを切っても抵抗をせず文句も言えないためリストラの対象になりやすく、消耗しつくされてしまいます。

　　来たるべき時がくるまでエネルギーは温存しておき、自分の好きなことをしているのが良いです。
　やりたくもないことをやっても能力は身につきません。
　好きなことを追求した方が人生を楽しむことが出来、しかも自分の能力を伸ばすことが出来ます。

　何でもいいので、興味があることに関連したことを始めてみることです。　　　　　そうしたことが、将来武器になり、自分の身を助けるかもしれません。
　作者は執筆によって精神や友人やファンの方やコミュニティメンバーと、かなり得ることが多いです。

　この本はどのように「努力を最小化して成果を最大化するか」様々な方法を纏めた本です!
　皆様の「人生」のお役に立たれば幸いです!

【参考】成毛眞(2014).『このムダな努力をやめなさい』.三笠書房