見出し画像

自分より凄い方は「天才」だと思おう

嫌な情報は無視する

 占いを見るときのコツは、都合のいい内容だけを信じることです。
 めざましテレビで1位のかに座になって「今日のあなたの運勢は最高です!」という情報のみ信じましょう。
 最下位12位のかに座になってもネガティブな情報は無視しましょう。

自分にとって都合の良いところだけ覚えている方が幸せ

 占いに限らず、自信のある人は常にこの態度を貫いています。
 というか人生全般そうかもしれません。
 自分にとって都合の良いところだけ覚えている方が幸せだな、と思う今日この頃です。
 私は自分にとって不都合のところは殆ど記憶にございません。
 まあそれもどうかなと思う方はいらっしゃると思いますが。

ナルシストは如何に自分を信じているかの指標

 作者がナルシストなのは大体皆様お分かりでしょうが、ナルシストというのは舐めた指標ではないんですよね。
 ナルシストじゃないと大学総代とか無理なので。
 ナルシストは如何に自分を信じているかの指標なのです。

自分に都合のいいことだけ信じている

 ジョージア大学のマイケル・カーニスは、大学生を集めて、対象者たちのナルシシズムの度合いを測定しました。
 インチキな心理テストを受けてもらい、ある方にはポジティブな結果を、ある方にはネガティブな結果を渡しました。
 その上で、その心理テストの信頼性を判断してもらった。
 すると、ナルシスト度合いの高い大学生たちは、ポジティブな結果のときは「このテストの診断は大いに信頼出来る」と答え、ネガティブな答えのときは「このテストは当てにならない」と答えました。
 要するに、自分に都合のいいことだけ信じているのです。

触れる情報をコントロールしたり、情報の解釈の仕方を工夫したりしよう

 自信がある方は気分が落ち込む情報にはそもそも接しないし、うっかり触れてしまったときには、完全に無視したり、無理やりにでもポジティブに解釈したりします。
 貴方も触れる情報をコントロールしたり、情報の解釈の仕方を工夫したりしましょう。

「全体としてはOK」を口癖にする

  自分の欠点はいくつも挙げられるものです。
 作者も死ぬほどコンプレックスがあります。
 それでも、自信を持ちたいなら「全体としてはOK」と考えるようにしましょう。

「たまに怒りっぽくなることはあるけど、全体としてはOK」

 例えば「たまに怒りっぽくなることはあるけど、全体としてはOK」、「たまに雑に仕事をしてしまうことはあるけど、全体として自分の仕事能力は全体としてはOK」、「そんなに友人が多いわけではないけど、全体として自分の人間関係は全体としてはOK」というようなイメージです。

自分より凄い方は「天才」だと思おう

 オハイオ大学のマーク・アリックは、自尊心を守る方法として、自分より少しでも優れた方のことは「天才」だと思い込めば良い、とアドバイスしています。
 相手が天才であれば、自分の方が劣っていても自然と受け入れることができ、傷つかないで済むからです。

「寧ろ天才とさほど変わらない自分も十分凄い」と思おう

 例えば、貴方はテストで60点を取ったのに、友人は70点だったとしましょう。
 友人と自分を比べると自信をなくしてしまうでしょう。
 ですが、友人のことを「天才だ!」と考えると「自分が負けるのは当然だ」「寧ろ天才とさほど変わらない自分も十分凄い」と思えます。

この方より自分よりマシだなと思おう

 最後に、これは本には書いていなかったのですが、この方より自分よりマシだなと思う方も沢山いらっしゃる方が自己防衛に繋がると思っております。

まとめ 他人と比較しても自分が落ち込まないようにメンタルを持っていくことが非常に大事

 何故なら勝手に他人との比較してメンタルブレイクして、例えば会社を休んだりして迷惑をかけるほど勝手なものはないからです。
 それならそもそも勝手に他人と比較しない方が良いし、他人と比較しても自分が落ち込まないようにメンタルを持っていくことが生きていく上で非常に大事です。

【参考】内藤誼人(2023).『自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント.明日香出版社