「私はこう生きてきた」で良い
『自分と他人を許す心理学』という本からです! よろしければどうぞ!
ストレスがあっても心の安寧を保つ
私達現代のビジネスパーソンは職場と家庭の両方がストレスだと心理的にパニックになり、自立神経失調症になったり、燃えつき症候群になったり、うつ病になったりする。
修練を忘れないということは、「この悔しいことは自分に何を教えているか?」
修練を忘れないということは、「この悔しいことは自分に何を教えているか?」を自ら問いかけて、自分の至らなさに気が付き、それを乗り越えようとすることである。
「感情を出す」は「恥も外聞もなく、声を張り上げて感情を出す」ではない
恥も外聞もなく、声を張り上げて感情のままに暴れまわることではない。
先の節で「感情を出す」と言ったのは、決して「恥も外聞もなく、声を張り上げて感情を出す」ようなことを言っているのではない。
自分の意思をはっきりと相手に伝えるということである。
私はこうして生きていた
うつ病にとって大切なのは、自分の生き様を信じることである。今まで失敗したことは恥ではない。
それを肥やしにし、幸せを手に入れるのである。
「私はこう生きてきた」、それでいいのである。
「私はこういうことをしたけれども、充足感がない」でいいのである。
【参考】加藤諦三(2010). だれとも打ち解けられない人 (PHP新書) (Kindle の位置No.1512). PHP研究所.
うつ病者はあまりにも真面目に合理的に生き過ぎた
うつ病者はあまりにも真面目に合理的に生き過ぎた。
そうしたことを価値があると思いすぎた。
だからエネルギーがなくなってしまったのである。
うつ病になった方はその部分を無視しすぎた。人間の原点を無視しすぎたのである。
結論 自分の意思で選択する
小さいことからでも自分の意思で選択することが、自分を出すことである。
「いつもミラノ風ドリアだから今日はハンバーグランチにしよう」とか。
毎日小さなことを自分の意思で選択していれば、やがてエネルギーが湧いてくる。