【シニアとマレーシア観光】Day8 独立広場とその周辺1
私はクアラルンプール郊外に住んでいます。
先日、シニアの親戚(兄の奥さんのお父さん)と一緒に観光したので、その記録を残しておこうと思います。
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2023年4月28日(金)
前日はマラッカへ行き、オランダ広場やポルトガル統治時代の教会跡を見物しました。
この日は独立広場周辺を観光することにしました。
独立広場周辺には、イギリス統治時代の建物が残っています。
まずは、グラブでクアラルンプールシティギャラリーへ。
(グラブは目的地を2カ所設定できます。
私はKLセントラルで乗車、親戚の泊まるホテルへ迎えに行き、それからシティギャラリーへ行きました。
LRTで行くなら、マスジットジャメ駅が近いです)
以前は、クアラルンプール市主催の独立広場ウォーキングツアー(無料。英語ガイド)がありました。
私はそれに2,3度参加したので、その時にガイドさんから聞いた情報(ガイドブックには載っていない情報)も書きます。
シティギャラリーは入場料無料です。
シティギャラリーでは、クアラルンプールの歴史を学ぶことができます。
私は以前来たことがありますが、新しい展示がありました。
このように、インスタ映えを意識した展示がいくつかできていました。
シティギャラリーを見た後は、独立広場周辺を散策。
シティギャラリー隣のこの建物は、1919年に銀行として建てられました。
独立広場の辺りは2つの川が合流するところにあるため、大雨が降ると洪水が起き、銀行が地下に保管していた紙幣も被害を受けました。
洪水の水が引くと、紙幣を広場に並べて乾かしたそうです。
その間、警察官が広場の警備をしていたそうです。
(警察署もすぐ近くにありました)
この建物はその後、歴史博物館、ヘリテージ・レストラン、音楽博物館として利用されましたが、現在は使われていません。
独立広場の国旗掲揚塔は高さが95メートルあります。
この時は晴れていて、いい写真が撮れました。
イギリス統治時代には、この辺りを馬車が走っていました。
そのため、馬のための水飲み場がありました。
馬の水飲み場のところに、後に噴水が作られました。
その後噴水が花壇に変えられ、再び噴水が作られました。
独立広場周辺にはイギリス統治時代の建物がたくさんありますが、その中で一番有名なのが Sultan Abdul Samad Building (旧連邦事務局ビル)です。
もともとは連邦事務局ビルとして建てられましたが、その後最高裁判所になり、現在はマレーシア観光文化省の建物になっています。
この建物で有名なのは時計台です。
高さは40メートルで、建設当時としてはとても高い建造物です。
どうやって上までレンガを運んだのでしょうか?
人がレンガを持って階段やはしごを上っていった・・・というわけではありません。
下の人がレンガを上に投げ、受け取った人はまた上の人に投げる、受け取った人はさらに上の人に投げる・・・というようにしていたそうです。
この作業による死者の記録はないそうです。
(続く)